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リバーサルフィルムをデータ化してみた②~モウコノロバ♂削蹄~の写真

更新日:2021.10.22リバーサルフィルムをデータ化してみた②~モウコノロバ♂削蹄~

更新日:2021.10.22

リバーサルフィルムをデータ化してみた②~モウコノロバ♂削蹄~

リバーサルフィルムの写真を紹介する、といった手前少しずつデータ化に励んでおります。
今回出てきたのは
「モウコノロバ♂ 98.11.30削蹄」と書かれたフィルム。

現在は野毛山動物園で飼育していないモウコノロバですが、1995年から雄の明明(ミンミン)、雌の光光(クワンクワン)を飼育していました。
♂と書かれているので明明の削蹄時の写真という事になります!
過去の麻酔記録を見たところ、確かに記録があったので間違いありません

モウコノロバに麻酔矢が刺さってるところ.jpg
お尻に注射が刺さってるのが分かりますか?
麻酔銃で撃たれた直後の写真と思われます。
麻酔が利き始めてフラフラしてきたときに強く打たないよう柵の前にマットレスを置いて万全を期してます。
後ろには次は自分かと心配してるのか野次馬なのか、たまたまこちらに来たのか光光の姿も。

麻酔がかかったモウコノロバの周りに集まる職員.jpg
麻酔がかり倒れた後ですね、モウコノロバの周りに職員が集まっています。
この写真から今のダチョウのいるところで飼育されてたってことがわかります。
そして分かる人には、職員の制服が違う事でも少し前だな~ってことも分かったりします。

モウコノロバ削蹄の様子.jpg
こちらは削蹄中の写真。

モウコノロバの蹄に薬を注入してるところ.jpg
こちらでは、削蹄した蹄に薬を入れてます。

モウコノロバ採血の様子.jpg
採血してる写真もありました。

麻酔の拮抗薬を注射されてるところ.jpg
そして、これは足元に蹄を削った残りかすがあり、人がほとんどいなくなってるのですべて終了したところの写真と思われます。
女性が注射器を持ってるので、おそらく麻酔から覚ますため麻酔の拮抗薬を打っている所ではないかな?と推測。

覚醒中のモウコノロバ.jpg
全て終わって覚醒中の明明。
まだお顔がボーっとしてます。
そして、やっぱり光光が見に来ていますね。

以上、「モウコノロバ♂ 98.11.30削蹄」のお写真紹介でした。

雌の光光は1998年に循環不全にて亡くなりましたが、雄の明明は2003年にズーラシアに移動して現在も飼育されています。
モウコノロバの平均寿命は25歳前後と言われている中、明明は今年の5月で28歳。
高齢ではあるのですが、穏やかに過ごしてると聞き及んでいるので、これからも穏やかに過ごしていってほしいと思います。


(飼育展示係 百武)