更新日:2026.07.04【あみあみ便り】梅雨のキリンたち
【あみあみ便り】梅雨のキリンたち
今年の世界キリンの日イベントは...雨との闘い(?)になりそうです。
昨年のように雨の降らない梅雨...、今年のように6月から台風が何度もやってくる梅雨...シトシト降る梅雨はどこへ行ってしまったのでしょうね...
しかし、広報担当者がかわいい"てるてるキリン"を作ってくれたので

7月の土日は晴れてくれると信じています!!
キリンの日のイベントやキリンの保全活動を行っている「キリン保全財団」への募金活動は、7月20日まで実施しています。毎週土曜日の「どうぶつガイド」でもキリンの現状のお話や募金活動などを行いますので、6月の特別ガイドを聞き逃した方もぜひお越しください。

キリンたちが首を長くして待っています。
(今年は雨が多いため、なかなかたくさんの方にお伝えする機会が持てず...担当者の首は伸びないですが、本当に心よりお待ちしています(涙))
さて、キリンたちは梅雨に入る少し前から換毛期が始まっています。

(抜けた毛が浮き出ている首の下部は白く見えています)
キリンたちは木の幹やフェンスに擦りつけたり、口や舌を使ったりして体をキレイにしていますが、なかなか届かない首の付け根や頭などは抜けた毛が溜まったままになっていることがあります。そのため、朝の挨拶やトレーニングの際には、ブラッシングしています。

2階からはツノ周りや顔、首の上部をブラッシングしています。見た目以上に大量の毛が落ちてくるので、担当者も毛まみれになります。
また、気温が高い時期は、天然のシャワーを浴びて、体の汚れや抜けた毛を洗い流してもらうため、キリンたちがいつも通りエサを食べ、落ち着いて歩き回っているような小雨程度ならば、展示場で過ごす日もあります。(※展示場の状態やキリンたちの様子によっては屋内展示になります)

(天然のシャワーで潤った展示場で過ごすキリンたち)
さらに、湿度が高い時期は蹄も柔らかくなり、歩くことで自然と削れやすくなります(トレーニング下の削蹄でも乾燥する季節に比べ、削りやすさが全然違います。※常に蹄が湿っている状態を避けるため、室内では乾いた状態にします。)
降り続く雨は憂鬱になりがちですが、梅雨は暑い季節に向けての体のメンテナンスのためにも大切な恵みの季節なのかもしれませんね。
最後に、6月はマンスリー動物としてキリン・シマウマをお届けしました。

その中で、キリン飼育開始当初は飼育技術なども確立されておらず、とても苦労したことを知りました。初代から続くキリンたちがいたからこそ、今「そら」や「モミジ」がここにいてくれるのだと思うと、感謝の気持ちを持って、真摯に動物たちと向き合っていこうと改めて思い直させてくれるきっかけとなりました。
ぜひ、皆さまも野毛山で出会った動物たちの思い出を「#みんなの野毛山アルバム」にお寄せください!
(飼育展示係 落合)
*おまけ*

管理事務所入口付近にあるキリンの等身大パネルは「そら」の母「マリン」がモデルになっています。