更新日:2026.06.30インドクジャクの裏側に迫る!
インドクジャクの裏側に迫る!
みなさんはインドクジャクについてどのくらい知っていますか?
今回のブログでは改めてインドクジャクがどんな鳥なのか紹介します。
インドクジャクはその名の通り、インドやパキスタンなど南アジアに生息する大型のキジ科の鳥です。
野毛山動物園では現在、オス6羽を飼育しています。
インドクジャクと言ったら誰しもが羽を広げている姿を想像すると思います。

この目玉模様の羽は「上尾筒(じょうびとう)」といいます。
よく、長い尾羽と言われますが正確に言うと尾羽ではなく、腰から生えています。
この羽は3月から7月頃にしか広げません。どうしてだと思いますか?
それは繁殖期が関係しています。
3月から7月はインドクジャクにとって恋の季節。
オスはメスにその美しい上尾筒を広げてアピールします。また、オス同士縄張り争いをする際にも役立ちます。

そして、繁殖期が終わると数日ですべての上尾筒が抜け落ちます。

(↑上尾筒はほとんど抜けたが、それでも広げているショウヘイ)
ここまでインドクジャクの上尾筒について話してきましたが、インドクジャクが上尾筒を広げているときの後ろ姿は想像できますか?
正面は目玉模様もあり、なかなかインパクトがありますが裏側も派手な模様はあるのでしょうか?早速見ていきましょう。


正面は派手ですが後ろから見ると意外と地味?
ちなみに白いインドクジャクは表から見ても、裏から見ても白いままです。
私がバードケージの作業に入ると、フウタ(鮮やかな色付きの個体)が勢いよく上尾筒を広げ、初めは小刻みに足踏みしながら徐々にこちらに迫ってきます。そしてくるっと回転し、こちらに表側を向け、羽を震わせてブワァっと音を立てて威嚇してきます。
この時期にはこのような忙しそうなインドクジャクのオスたちが見られるのでぜひ直接見てみてください。
飼育展示係 横山