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更新日:2015.10.22Happy Birthday グミ!

更新日:2015.10.22

Happy Birthday グミ!


今回の主役はグミです!
更新が遅くなってしまいましたが、9月15日にダチョウのグミが4才になりました!

野毛山動物園で生まれたグミはとっても人懐こい性格です。
手前の白い足環をしているのがグミ。





もう誰が誰だかわかりません(汗)


ダチョウの子供のころは顔や首、体に模様があり、成長とともになくなっていきます。

グミは孵卵器で温められて卵からかえりました。
野生下でも飼育下でもダチョウの卵の自然孵化率はとても低く、動物園で飼育されているダチョウの場合、人工孵化(孵卵器で温めて孵化)させるのが一般的です。



朝「おはよう!」と挨拶にいくと、担当者を見つけるやいなや柵のすぐ近くまで寄ってきて、翼をパタパタさせたり、口をパクパクさせたりしてお出迎えしてくれます。


(左がグミ、右がオース)
そして担当者についてきて室内まで入ってきたり、獣舎の中で作業しているとずっと室内のすぐそばでじーっとこちらを見ていたりします。
ちゃんと掃除しているのか監視されているようで、若干やりづらいです(汗)


(監視中のグミ)

しかし最近気が付いたのですが、ついてくる時とついてこない時があると…!
そして大体いつも素直についてくる時は餌の入ったバケツを持っている時でした(~_~;)

いや、まぁ、別にいいんですけどね…
ちょっとさみしいなって思っただけです(/_;)
餌のバケツ持っていない時でも寄ってきてくれる時もありますし。

食いしん坊なグミちゃんも大好きです!!

ダチョウの雛の体重は孵化時で約1kgなのですが、現在グミは約100kgと100倍近くの体重になりました。

グミは食べ物の好き嫌いはなく、ハクサイ、小松菜、カブ、リンゴ、蒸イモ、蒸ニンジンとどれもよく食べます。
好き嫌いがないからこんなに大きく育ったのですね。

また、グミは今回の誕生日で4才になりましたが、ダチョウの寿命は30~40年といわれていますので、これから先も元気に長生きしていってもらいたいですね。

これからもたくさん食べて元気に暮らして言ってね!


☆Happy Birthday グミ☆


飼育展示係 伊藤有璃乃