
更新日:2022.12.31【しましま&あみあみ便り】クリスマスプレゼントが届きました
【しましま&あみあみ便り】クリスマスプレゼントが届きました
今回はしましまあみあみ便としてお届けします。
毎年恒例となっているクリスマスガイド(キリン)が12月25日に開催しました。
キリンたちは、サンタさんから大きな大好物、
ネズミモチの木の葉をたくさんプレゼントしてもらいました。
(サンタさんとトナカイさんが隠れてしまうくらい大きな枝)
この1年どれだけ「そら」と「モミジ」が良い子だったかというと...とにかく健康に過ごしてくれた、
それだけで花マルなのですが、さらにトレーニングで「そら」はレントゲン撮影ができるようになったり、
「モミジ」は3年ぶりに採血に成功したりと大きな花マルな1年でした。
(たくさんのお客様に見守っていただきました)
(サンタさんとトナカイさんをちらっと見ながら食べています)
そして...初めてのクリスマスを迎えるグレビーシマウマの赤ちゃんにも
世界にたった一つの大切なプレゼント「愛称」が、
1901名のサンタさん(愛称投票に参加いただいたみなさま)から贈られました。
シマウマの赤ちゃんの愛称はフランス語で『絆』を意味する「リアン」となりました。
両親が紡いできた絆に支えられ、未来に新たな絆を紡ぎ続けてほしいとの願いが込められています。
(当日のガイドはいろいろなお話をしたいとカンペも持って挑みましたが...
緊張し過ぎてグダグダでした...いつかリベンジします)
愛称の候補を選ぶ際に、過去に国内のグレビーシマウマに同じ名前の子がいたかなどを調べたりもしました。
しかし、世界中のたくさん同じ名前の子がいても、その名前に込めた願いや愛情はそれぞれ違い、
それぞれが代わりのいない存在です。
(今、目の前にいる「リアン」は唯一無二)
国内では8園館で17頭(2022年12月末現在)のグレビーシマウマが飼育されています。
「リアン」は野毛山で生まれましたが、両親の「ココロ」や「ラッキー」にも両親がいて、
大切にしてくれたふるさとがあり、その両親も...と遡れば、絆がずっと繋がっていることに気づきます。
「リアン」に出会ってしまったみなさんは、すでにその絆のひとつです。
「リアン」までに繋がる絆をより大切に、そして、ここから未来に繋がる絆を紡ぐため、
できることをさっそく始めようとある企みを...何が起きるかはお楽しみに!!
最後に...赤ちゃんにはまだ愛称がない時は、職員たちは思い思いに呼んでいました
(ある毛のない動物の担当者は、あるベテラン担当の名前を候補に入れようと、
担当者の前で連呼してみたりしていました・・・)。
ちなみに、担当者と獣医さんは「ココロ」のお腹にいる時から「ココっ子(ココロの子の意味)」や
「おこ〜(お子様の意味)」と表現してきました。
最近は声に反応するようになってきた「リアン」。
「リアン」という言葉が自分のこととわかるのはいつになるのかと楽しみです。
(心と幸運がつないだ絆に感謝 落合)