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ただいま工事中 その5~病院の動物たちは何処へ?&オオタカの近況~の写真

更新日:2021.10.02ただいま工事中 その5~病院の動物たちは何処へ?&オオタカの近況~

更新日:2021.10.02

ただいま工事中 その5~病院の動物たちは何処へ?&オオタカの近況~

お気づきでしたでしょうか?

これまでこの「工事中ブログ」では、動物園のブログにもかかわらず、一切動物が出てきてません。

もう工事が終わるまでこのまま突っ走ろうかと血迷いましたが、とはいえ、工事が終わりに近づかない限り、そろそろネタ切れになってしまうので、ここでちょっと一息、動物ネタを。

8月半ばまで猛禽舎で展示していたオオタカですが、健康管理のため動物病院に入院しました。

この個体は傷病鳥として保護されたのですが、左上腕骨骨折のため放野が叶わず、しばらく動物病院で飼育された後に猛禽舎の展示個体となりました。

3年前のオオタカ.jpg

(まだ現役だった3年前の姿)

ですが、古傷の骨折部が悪化したため断翼を行い、その後加齢とともに左眼の白内障も進行したため、広い猛禽舎のスペースでは生活しにくくなってしまったのです。

オオタカ展示場.jpg

(割と広い猛禽舎)

入院後は餌をモリモリ食べ、体力も回復し、元気になったのですが、そんなわけで猛禽舎には戻れず、非展示個体となってしまいました。そのため当然病院の工事に伴いお引越しをするはめに。

もちろん病院にはほかの鳥類もいて、一緒にお引越ししました。

お引越し先がコチラ。

予備鳥舎外観.jpg

この建物の名前は予備鳥舎といいます。

諸事情により展示できない鳥類を飼育しているスペースです。

ん?何だか、建物が妙にキレイじゃないですか?

そうなんです!動物病院に先立って、改修工事を行った建物なんです。

ほら中だって。

予備鳥舎通路.jpg

なんてピカピカ!

病院もそのうちこんなふうになるのかな(ウットリ)・・・それはさておき。

この場所に動物病院で飼育している鳥類を仮住まいさせてもらっています。

こんな感じで。

フクロウ.jpg

小鳥小間.jpg

小鳥ケージ.jpg

オオタカももちろんここにいます。

オオタカ後ろ姿.jpg

元気にしてますよ。

オオタカ前向き.jpg

ですが、オオタカは仮住まいではなく、ここが正式な住まいとなり、今後はこの建物の担当者が飼育を担当することになります。つまりオオタカの場合は単なる引っ越しではなく、めでたく退院となったのです。

よかった、よかった。

結局、建物の写真と文章の多いブログになってしまいました。すみません。

次回はちょっといつになるかわかりませんが、「工事ブログ」まだまだ(?)続く予定です。

(飼育展示係 小野)