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体内の卵を「見て」産卵予測!?の写真

更新日:2023.09.15体内の卵を「見て」産卵予測!?

更新日:2023.09.15

体内の卵を「見て」産卵予測!?

彼岸も過ぎて、暑さが落ち着いてきましたね。最近、ダチョウの「グミ」の産卵も再開しました。

産卵って止まるの?とお思いの方。そうなんです。ダチョウは、夏の蒸し暑い時期は産卵が止まる動物です。

  

「グミ」も梅雨時3.5日間隔で産卵していましたが、723日の産卵を最後に一度止まり、

雨が続いて気温が落ち着いてきた8月12日まで3週間産卵をお休みしていました。

年によっては、100日以上産卵が止まったこともあったようです。

  

「グミ」は産卵が近づくとわかりやすく行動が変わります。

  • うろうろと決まったルートを回るようになる
  • 尾が上がったままになる
  • 水を飲む量が増える
  • 食事の量が減る
  • 尿が濃くなる
  • 便が緩くなったり、一度の排泄量が減る

などなど

  

特にうろうろと尾の上がり具合が観察しやすいです。

通常時の尾.jpg

(通常時の尾)

 産卵前の尾.jpg

(産卵前の尾)

尾の付け根が上がったまま、地面と平行になるイメージです

  

今回、さらにわかりやすい産卵前の特徴を写真に収めましたのでお見せしますね。

卵の箇所をマークした写真.png

(お尻に卵が膨れて見える)
 

こんな風に見えます

卵が膨れて見える.jpg

伝わりましたでしょうか?通常時のお尻はこんな感じです。

通常時のお尻.jpg

(通常時のお尻)

  

もう一度、産卵前の写真はこちら

卵が膨れて見える.jpg

産卵の数時間前になると、お尻が卵に押されて、外から卵の形が見えるようになります。

  

「グミ」は時々開園中にも産卵します。15時以降、特に16時前が多い印象です。

これは産むかも!と気付かれた方は、ぜひ退園前に一度様子を見に来てくださいね。

展示場のダチョウの卵.jpg

(展示場の卵)

卵は展示場の中央に産むことが多いです

  

そして、気温の変化に敏感なのはダチョウだけじゃありません。涼しくなって「蚊」も増えました...。

虫除けや薄手の長袖長ズボンなどを装備の上、来園していただけたら嬉しいです🦟

  

蚊に刺されで腕が凸凹 ダチョウフラミンゴ担当者