更新日:2022.07.30七夕でした☆
七夕でした☆
7月7日は七夕ガイドがありました☆
午前はレッサーパンダ、午後はダチョウのお話でした。参加していただいた皆様、ありがとうございました。
レッサーパンダのイベント風景はこちらのブログを参照ください。
当日は過ごしやすい気温だったこともありレッサーパンダ担当者と一安心していました。
さて、今回主役のダチョウですが
(野毛山動物園のダチョウ、愛称グミ)
そもそもどうして『七夕』のガイドが『ダチョウ』なのでしょう?彦星と言えば牛飼い、
牛の仲間と言えばキリン...お隣のキリンじゃ駄目なのでしょうか?
実は、今回ガイドに選ばれた動物は「竹を給餌している」という共通点がありました。
(竹を食べるグミさん)
皆さん、ダチョウは何を食べると思いますか?まるで恐竜みたいな足をしているので肉でしょうか?
それとも平たいくちばしですし草でしょうか??正解は、肉も草もどちらも食べる「雑食」です。
ただ、食べるものは草がほとんどなので、『草食性が強いけれども、肉も食べる雑食』です。
野生ではネズミやトカゲなどの肉も食べているようです。
(ダチョウの餌メニュー、左から、鳥用のペレット、サツマイモ、ニンジン、リンゴです)
野毛山動物園では写真のような野菜と他にも白菜や小松菜、ハコベなど野草も与えています。
肉はあげていませんが、たまに昆虫や芋虫を食べています。
目がいいこともありすぐに見つけてついばんでいます。
これらに追加して、レッサーパンダの食べ残した竹をいただいています。
では、どうして竹も与えるのでしょうか?
1つはおなかの調子を整えるためです。竹の葉は食物繊維が豊富です。
人間もそうですが、食物繊維が豊富なものを食べると便状が良くなりますよね。
同じ効果を狙って竹を与えるようになりました。
他の理由としては、採食時間を延ばすことや遊び道具になる効果も狙っています。
※以下、ダチョウの糞の画像が続きます。苦手な方はご注意ください。
(上:状態のいい糞、下:おなかが冷えた時の糞)
糞を潰すと笹の葉の筋が残っています。
また、レッサーパンダの残した部分を与えるので追加の費用は掛かりませんし、
捨ててしまう部分も減らせる!というメリットもありました。
(休息中のグミさん)
レッサーパンダの食べ具合によりますが、竹はほとんど毎日与えています。
ぜひ見に来てくださいね。
これ以上蚊に刺されませんように☆ ダチョウフラミンゴ担当者