
更新日:2025.06.15オウム・インコの日
オウム・インコの日
みなさん今日6月15日は「06(オウム)15(インコ)の日」です!
絶滅の危機に瀕しているオウムやインコの仲間について多くの方々に知ってもらおう!
ということで語呂合わせからきているものです。
野毛山動物園では現在24種・約100羽の鳥類を飼育しています。
ルリゴシボタンインコはその鮮やかな色合いから、第一声に‟綺麗だね"という言葉が多く聞かれます。実はその美しさが絶滅危惧種になっている原因の一つでもあります。綺麗で魅力的な鳥たちをペットにするために乱獲が行われ、さらに伐採や農地開拓などによる森林破壊も進み、生息環境が失われたことで野生の個体数は激減しています。
現在オウム・インコの仲間は世界に約350種いて、そのうち約100種が絶滅危惧種に指定されています。
なお、日本にはもともとオウム・インコの仲間は生息していません。
しかし、ペットとして飼われていた個体が逃げ出し、一部の種類は街中で野生化して繁殖し、問題となっています。
他の多くの動物でも、私たち人間の行動が原因で絶滅の危機に瀕している種がたくさんいます。
自分たちの日常生活の行動から何が動物たちを守れることに繋がるのか、ペットとして飼いたいと思う前に、現状を考えるきっかけになってくれればいいなと思っています!
最近のルリゴシボタンインコたちの様子はというと...
日中は日光浴をしながらペアで羽繕い 心和みますね~(*´`*)
そしてこの2羽はこのあいだ子育てが終わったばかりのペアです。お疲れ様~!
雛が巣立ったばかりの頃、その後ろでひっそりイチャイチャタイム...
でも他の個体が雛にちょっかい出そうと近づくと、それをすぐに察知して守りにきました。
巣立ったばかりの雛はまだ大人に比べて小さく、飛び方がおぼつかないですが、親たちが傍にいて飛び方や巣箱への帰り方などを教えている姿を見て、とても頼もしいなと感じています。 立派な大人になるんだぞ!
次回はこの雛が巣立つまでのお話をしたいと思います!
きく