更新日:2026.09.02期間限定!ボサボサペンギン 後編
期間限定!ボサボサペンギン 後編
みなさん、こんにちは。前回のペンギンブログの後半戦です!前回のブログはこちら
換羽開始順の6番目から最後までの5羽の様子をお届けします。
6番目に換羽が始まったのはマリンでした。
相方のアポロの換羽が始まったときから、自身はまだ換羽していないのに一緒になって周りを威嚇し、いざ換羽が始まるとさらに威嚇し、餌よりも周りを蹴散らすことで頭がいっぱいになっていました。

もちろんカメラにも威嚇します。

7番目はソラでした。
鳥の羽根には役割によっていくつか種類があり、ペンギンでは防水の役割をしている硬い正羽と、保温の役割をしているふわふわの綿羽のふたつに大きく分けられます。ソラは正羽が全て抜けてから新しい羽根が生えてくるタイプのようで、お腹一面が綿羽だけになりモフモフの時期がありました。(このモフモフ、触り心地がめちゃくちゃいい...!)

前回のブログでも触れましたが、通常換羽中は餌をほとんど食べません。
しかし、ソラは換羽前の爆食ほどではありませんが、いつも通り餌を食べていました。

アジを争うソラ(左)とライム(右)
8番目はミントでした。
相方のアサヒが換羽中に換羽が始まったミント。ペンギンは繁殖期以外でもペアで行動することが多いため、ほとんど定位置から動かないアサヒにつられてかミントもあまり動きませんでした。


黄昏れるミント
ミントの後、ミナトとアースがほぼ同時期に古い羽根が表面に浮いてきてモコモコしだしました。ただ、ミナトのほうが早く羽根が抜け始めました。
ミナトは相方のユイ同様、籠城スタイルで巣穴からほとんど出ずに過ごしていました。

鳥の羽根は羽鞘(うしょう)と呼ばれるストロー状の殻のようなものに羽根が包まれて生えてきます。ミナトは抜けるのと生えてくるのが同時進行するタイプで、残った羽根の隙間から羽鞘がびっちり生えてくる様子に、集合体が苦手な担当者はゾワゾワしながら観察をしていました。

ということで、今年のラストはアースでした。
アースはプールにはほとんど入らないものの、餌はしっかり食べ、巣穴にこもったり外でボーっとしてみたり、他の個体を足して割ったような過ごし方をしていました。

普段は穏やかなアースですが、換羽中は他個体ではなく担当者に威嚇をするようなり、写真を撮ろうとするとカメラをつつこうとしてくるアースなのでした。

攻撃する5秒前
今年も無事に全羽の換羽が終了しました。昨年は8月に入ってから換羽が始まった個体がいましたが、今年は全羽が7月中に始まりました。体力が落ちる時期を暑さが増す前に過ごせたのはよかったのかもしれません。
現在は食欲も戻り、プールでたくさん泳いでいます。
ペンギン舎の夏のプールの水温は30℃くらいになります。水温はぬるめですが、ペンギンたちが泳いでいる姿はとても涼しげです。去年より比較的まし?な今年の夏ですが、まだまだ暑さが続きそうです。ぜひペンギンで目から涼を感じてみてはいかがでしょうか。
番外編 ~換羽トリビア~
フンボルトペンギンにはお腹に黒い斑点があり、この斑点の付き方は1羽1羽異なります。
換羽によって羽根が生え変わってもこの斑点の位置は変わりません。

私もプールで泳ぎたい たかの