更新日:2020.06.20ココロの気持ち
ココロの気持ち
6/11日に再開園の日を迎え、やっとココロに会ってもらえるようになりました。
臨時休園中に仲間入りしたココロですが、開園したらどんな反応をするのかなぁと思っていたのですが...まったく変わりありませんでした。
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さて、ココロの展示場馴致ですが、現在もキリン舎とシマウマ舎の間にある展示場（中展示場）での馴致を継続中です。前回のブログで、呼びかけで寝室に戻ってくるようになったとお伝えしましたが...
馴致を重ね、慣れてくるほど、まだ帰りたくない！！とばかりに、またしても帰宅拒否をするようになりました。
怖がりだけれど、好奇心が強いココロ。今まで行くことができなかった隅っこにも好奇心が勝り、挑戦していました。おてんばな性格が出てきましたかね。
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園路からは見えない場所に水飲みがあるのですが...
何だろう？？と近づき...
この展示場での初めての飲水。
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砂浴びをしたり、探索したり、走り回ったり...この場所に慣れてきたことによって、なかなか寝室に戻らなくなることは想定内でしたが...それ以外にも要因がありそうです。
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中展示場の馴致をする日は、朝から昼過ぎまでココロが小展示場、中・大展示場にキリン2頭で過ごしてもらい、15時頃からキリン1頭が大展示場に残り、ココロを中展示場に出しています。※なお、展示場に出る時間を早めにしてキリンたちの運動量も確保しています。
ココロがなかなか寝室に戻ってこない日は、キリンたちが中展示場馴致にお付き合いしてもらっている日が多い気がしています。
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いしかわ動物園では、母親やほかのシマウマたちと一緒にいたので、シマウマのいない野毛山ではキリンたちを頼りにしているのでしょうか。そのためか...キリンたちが寝室に戻ってしまうと、落ち着かなくなってしまうことも...（汗）
まだ1頭だとさびしい...のかな。それとも、ただ帰りたくないだけなのか...
ココロの本心はココロのみぞ知る...
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さて、現在の課題は...キリンが寝室に戻っても落ち着いていることができること。そして、ココロが確実に呼びかけで戻ってきてくれることです（←これがとっても大事）。
なぜならば...
ココロの安全のため、そして、今後取り組む大展示場の馴致ではさらに広い場所になるので、呼びかけで戻ってきてくれないと担当者は途方にくれます...。ここからは日々の習慣や担当者とココロの関係性がカギとなるので、大好物を持って心を込めてココロを呼び続けたいと思います。
（飼育展示係 落合）