更新日:2026.02.23餌に目がない...!
餌に目がない...!
お久しぶりです!
この前2026年のスタートを切ったというのに、もう2月も終わるということにびっくりしています...Σ(・ω・ノ)ノ!
年末年始は、カグー舎のいつも掃除できない部分をせっせと綺麗にしました。
2羽はというと...室内の隅っこで羽を膨らませてじっとしていたり


窓をピカピカに拭いているとこっちに気づいて、冠羽をブワッと立てて向かって来たり


現在は、日が差している日中や餌の時間以外、室内で過ごしていることがほとんどです。
寒さのピークももうすぐ終わるかな?
雪が降った日は、気温もかなり低く、終日室内にいた2羽。
翌日展示場に残った雪とムラリン。

そしてとある日、ネットの隙間に溜まった落ち葉の掃除をしました。
カグー舎の上には大きいスダジイの木があり、放っておくとネットの上や隙間に、落ち葉や枯れ枝がたくさん溜まってしまいます。

クリップを取って、ほうきで溜まった物を下に落とすのですが、何やら掃除し終わった場所から"ジーッ、ジーッ‼′′と鳴き声がします。
慌てて駆けつけると...


ミドリンとムラリンのプチ喧嘩が始まっているじゃないですか。
ミドリンとムラリンが威嚇し合っている時は、だいたい理由は一つです。
それは餌が絡んでいる時。
落とした落ち葉の中に、カグーたちの餌である昆虫がいたのでしょう。
ムラリンはミドリンにあげまいと必死に翼を広げ、俺の物だ!とアピール。
大抵ミドリンは、自分の物を目の前で横取りされたら怒りますが、そうでなければいつも冷静にムラリンの食べている姿を見ています。

(ミドリンの方が先に見つけた時は、ササっと素早く餌をついばみ少し遠くに駆けていき、ひっそりと食べます😊
その後からは落とし終わった場所も増え、2羽もお互い距離を空けながら餌探索...。



そんなこんなで溜まっていた落ち葉もスッキリ。

虫たちはたくさんいたかな?
今まで様々な昆虫を食べているのを見てきました。
コオロギ、ミミズ、カタツムリ、セミ、クモ、トカゲ、カマキリ、バッタ、トンボ、ガ、カブトムシの幼虫etc...
カグーの嘴は、ピンセットのようにしっかり挟み、獲物を引き抜くことができます。

ガイドの時にもよく話しますが、嘴の根本をよく見ると鼻のトウモロコシとも言われたりしている小さい突起物(角質)があり、これは鼻の穴に土などの汚れが入らないようにするためのカバーになっています。これは他の鳥には見られないカグー特有のものなのです。

食べる時に脚は使わないのかという質問をこの間受けましたが、脚は使いません。
なぜなら、例えば猛禽類のように大きい獲物を引き裂いたり、脚でつかんで固定したりする必要がないからだと考えています。
先ほど2羽が食べた昆虫を挙げましたが、脚でおさえる必要がない大きさが中心です。
そんなカグーの脚は、このような形状をしています。

同じ地上を歩き回って採食をする鳥でいうと、ハト、ツル、トキ、ニワトリも基本は脚でおさえないで餌を食べます。

(タンチョウ)

(ドバト)

(ブロンズトキ)

(ヒナイドリ)
それらの脚の指を見てみると前3本+後ろ1本指ですね。三前趾足といい、鳥類に最も多く見られる足の形状です。

この小さい後ろの1本指(第一趾)はどのような役割があるかというと、ツルやトキ、カグーでは泥などのぬかるみや湿地(生息地や採餌場)での接地面積が増える、ハトやニワトリは木に止まる時に握るなど、
つまり共通しているのは姿勢を安定させるために使っているということです。
※他にも種類ごとに理由はあり、常に地面に接地しているわけではありません。
必要でなければ退化していく。名残として残っていることもある。
脚の指も役割や食性、生活環境によって進化しているので、観察して推測していくのもとっても面白いです!
ということで、携帯を最新のバージョンに変えてから初めて撮った2羽の写真で、みなさんにこの鮮明さの感動を分け合ってから締めたいと思います。

あ、瞬き...

完璧😊
ミドリンの堂々たる正面顔👏

ミドリン・ムラリン担当 キクリン