更新日:2026.02.22【あみあみ便り】キリンの「そら」14歳になりました。
【あみあみ便り】キリンの「そら」14歳になりました。
2026年2月7日、キリンの「そら」が14歳になりました!
そして、当日は雪のために延期となった、キリンの「そら」の誕生日会を2月14日に開催しました!

キリンイベントは梅雨時や初夏、真冬と...お客様が少ない時期に当たりがちなのですが、当日は春のような暖かさで、すっきり晴れ、たくさんのお客様と誕生日を祝うことができました。
当日、ご来園できなかった皆さまやまだ「そら」に出会っていない皆さまにもお伝えしたい、かつ...毎度で恐縮ですが、担当者のガイド技術がいつまで経っても磨かれず...伝え切れないため、改めてブログでも紹介します。
キリンの「そら」は2012年2月7日に、両親「テビチ」と「マリン」の間に第7子として生まれました。

「マリン」はもともと母乳が出なかったため、人工哺育の準備も万全に、その誕生を待っていました。

今ではキリンの人工哺育が全国的にも成功して、赤ちゃんが無事に育っていますが、「マリン」が初めて出産した頃はまだ手探りだったと思います。その初めての出産で生まれた子には「ミライ」と名付けられているのですが、ここから始まった野毛山の人工哺育は、たくさんの試行錯誤を経て、兄弟の命を"未来"に繋いでゆくことになります。「ミライ」が繋いだ未来です。
しかし、「そら」にはもう一つ試練が待ち受けていました。

キリンの赤ちゃんは生まれて1時間ほどで立ち上がるのですが、立ち上がろうしても後ろ足が横に開いてしまい、立ち上がることができませんでした。
そのため、生まれてすぐに、脚の治療とリハビリが始まりました。

キリンは大人になると、体重が1t近くなります。細く長い4本の脚で体重を支えなければなりません。立って座って、歩くためのリハビリは、生きていくためのリハビリでした。
そして...約1ヶ月後...

展示場には走れるまでに回復した「そら」。その後は後遺症もなく、スクスク育ってくれました。
そんな「そら」の名前には、

空に向かって大きくなってほしい、無事に大人になってほしいという願いが込められています。
今日に至るまで、「そら」には両親、共に過ごしてきたグレビーシマウマの「モモタロウ」との別れ、

キリンの「モミジ」やグレビーシマウマの「ココロ」、「ラッキー」や「リアン」との出会いがありました。

そして、たくさんの方々に見守られ、「そら」は14歳の誕生日を迎えることができました。

キリンの寿命は飼育下で20~25歳、30歳を超える子もいます。「そら」にも「モミジ」にも世界最高齢を超えるくらい長生きしてほしいと願っています。そのためには1年1年を怪我なく、健康に過ごすことが何より大切です。
1日1日を積み重ねていく中で、幸せでいてくれることが私たちの願いです。これからも全力を尽くしていきますので、今後とも「そら」をはじめ、動物たちをどうぞよろしくお願いいたします。
(飼育展示係 落合)
(おまけ:すやすや眠る赤ちゃんの頃の「そら」)
※諸事情により、誕生日会当日の写真を撮影することができませんでした。当日の「そら」や「モミジ」が誕生日プレゼントをモリモリ食べている様子などの写真がありましたら、見せてください(涙)