更新日:2026.02.20【しましま便り】グレビーシマウマの「リアン」、採血に成功しました!!
【しましま便り】グレビーシマウマの「リアン」、採血に成功しました!!
野毛山ではキリンを始め、多くの動物たちでハズバンダリートレーニングを取り入れ、グレビーシマウマたちにも協力してもらい、取り組んでいます。
グレビーシマウマのトレーニングは「モモタロウ」の頃に開始したのですが

(在りし日のモモタロウ)
まだハズバンダリートレーニングの勉強を始めたばかりの担当者にとって、シマウマはなかなかハードルが高く、先行して開始していたキリンの「そら」とのトレーニングで経験を積みながら、「モモタロウ」とも向き合ってきましたが、その道半ばで「モモタロウ」が亡くなってしまいました。

(日向ぼっこ中のモモタロウ)
リンパ腫という病気でしたが、もしトレーニングをもっと進めることができていたら...という自責の念は今でも消えることはありません。だからこそ、「モモタロウ」にしてあげられなかったことをこれから出会うグレビーシマウマたちにはできるようにしたいと

(来園したばかりの頃のココロとラッキー)
「ココロ」や「ラッキー」、「リアン」に協力してもらい、トレーニングを重ねてきました。
これまでに、「ココロ」には、腹部触診や妊娠中にエコー検査を...

(エコー中のココロ)
「ラッキー」には触診や聴診、採血トレーニングを...実施してきました。

(聴診中のラッキー)

(採血トレーニング中のラッキー)
そして、「リアン」も独り立ちの練習を始めた頃からトレーニングを開始しました。

(幼いリアンとターゲットトレーニング)
子どもだった「リアン」は警戒心がまだ薄いためか、体に触れることも躊躇なく受け入れ、あっという間に柵寄せや横向き体制などをクリアし、採血トレーニングに至りました。

(獣医さんに血管の位置を確認されるリアン)

(駆血されて、押され気味なリアン)

(よくできましたとリンゴをもらうリアン)
そして、2026年2月13日に挑んだ初めての採血。

無事に終了した時には喜びとともに、安堵しました。(手元が全く映っていませんが、喜びの声はしっかりと録音されていました。次回はしっかり記録します)
トレーニングは動物たちの協力がなければできません。

「リアン」の採血成功の裏には、シマウマのトレーニングに向いた場所がない中で、先行して取り組んでいた「ラッキー」との採血トレーニングでの失敗と見直しの積み重ねがあります。まだ採血成功には至っていませんが、「ラッキー」も血管に当てることはできています。
そして、試行錯誤に一緒に取り組んでくれる仲間たちの理解も必要です。本当に、みんなに感謝です。

まだまだ動物たちのためにやらなければならないことはたくさんあります。新たなゴールに向けて、また地道に頑張っていきたいと思います。
(モモタロウに少しは顔向けできるかな 落合)