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モンゴルセグロカモメ誕生!の写真

更新日:2026.09.13モンゴルセグロカモメ誕生!

更新日:2026.09.13

モンゴルセグロカモメ誕生!

前回のブログで、ウミネコの若者たちをご紹介しました。
(前回のブログはこちら→ウミネコの若者たち

 

今回紹介したいのは、モンゴルセグロカモメの幼鳥です!

今年はウミネコだけでなく、モンゴルセグロカモメのヒナもふ化し、そして巣立ちました。

モンゴルセグロカモメがふ化したのは6月20日です。モンゴルセグロカモメの産卵はウミネコよりも1か月ほど遅く始まるため、ふ化日も1か月ほど遅くなります。

 

ふ化したばかりのヒナ↓

ふ化したばかりのヒナ.jpg

 

今年ふ化のウミネコがこのサイズになっている頃、モンゴルセグロカモメのヒナが誕生しました。

モンゴルセグロカモメがふ化した頃のウミネコのヒナ↓

モンゴルセグロカモメふ化時のウミネコのヒナ.jpg

モンゴルセグロカモメのヒナはウミネコのヒナと同様フワフワの羽毛に包まれ、そして斑点模様があります。ぱっとみ、どっちがどっちのヒナ??となりますね。

でも、比べてみるとモンゴルセグロカモメのヒナはウミネコのヒナよりも色が薄く、淡い灰色であることがわかると思います。

 

ウミネコのヒナ↓

ウミネコのヒナ.jpg

モンゴルセグロかカモメのヒナ↓

モンゴルセグロカモメのヒナ.jpg

 

モンゴルセグロカモメのふ化した巣が広々とした地面にあったおかげか、ヒナはふ化後すぐに巣から出てうろうろと歩き回るようになりました。

巣から出歩くヒナ↓

巣から出歩くヒナ.jpg

始めはプールに落ちたりしないか、他の個体に攻撃されたりしないかとてもひやひやしていました。しかし、このヒナの両親はカモメたちの中でも特に強いペアで、ヒナに近づく個体がいようものなら徹底的に追い払い、しっかりヒナを守ってくれていました。

 

ヒナのそばで守る親鳥↓

ヒナのそばで守る親鳥①.jpg

ヒナのそばで守る親鳥②.jpg

ヒナの自由な動きっぷりには思わず笑ってしまうほど、とにかく自由に巣の周りを歩き回っていました。餌の時間になると、親のあとをつけまわってぴーぴー鳴きながら餌をねだり、採食していました。親鳥から餌をもらっている様子は、公式SNSに動画を投稿しようと思いますのでそちらをご覧いただければと思います。

ふ化から1か月ほど経った頃には、時々プールのふちに行き、足だけ水に浸かってパシャパシャと水浴びをすることも増えてきました。

水浴びをするヒナ↓

水浴びをするヒナ.jpg

そうしてすくすくと成長し、ふ化から約2ヵ月経った頃には巣のそばを離れて行動することが多くなりました。

プールで泳ぎ回ったり

プールで泳ぐ幼鳥と親鳥.jpg

巣の反対側の岸まで行ってのんびり過ごしてみたり...。ウミネコに囲まれています。

ウミネコに囲まれる幼鳥.jpg

始めは親鳥が心配して幼鳥(巣立ち以降は幼鳥と呼ぶことにします)のそばにいましたが、次第に親鳥がそばにいくこともなくなりました。

今では1羽で過ごしている時間のほうが長いですが、給餌の時間になると親鳥のそばに戻ってくることもあります。そして、親鳥の嘴をぴーぴー鳴きながら懸命につつき、餌をねだっています。

幼鳥、えさをねだる.jpg

このしつこさには親鳥も観念...といった感じで、飲み込んだ魚を吐き出して幼鳥にあげることもしばしばです。

 

というわけで、海鳥舎では去年ふ化のウミネコ、今年ふ化のウミネコ、そしてモンゴルセグロカモメの幼鳥を観察することができます。

 

去年ふ化のウミネコ。

去年ふ化のウミネコの若鳥.jpg

 

今年ふ化のウミネコ。まだまだ黒いです。でも、嘴の付け根の部分が少しずつ白くなってきました。

今年ふ化のウミネコの幼鳥.jpg

 

今年ふ化のモンゴルセグロカモメ。今年ふ化のウミネコと比べると、体が一回り大きく、羽毛はまだら模様が目立ちます。嘴は黒色です。

モンゴルセグロカモメの幼鳥.jpg

年齢による違いや種による違いを観察することができるので、ぜひ海鳥舎に寄った際はこの3羽の若鳥たちを探し、そして観察してみていただければと思います!

飼育展示係 田中