更新日:2026.04.26見つけてくだサル?ニホンザル🐵(4月)
見つけてくだサル?ニホンザル🐵(4月)
みなさんこんにちは。ニホンザル担当です。
ズーラシアのニホンザル展示場には24頭のニホンザルが暮らしています。(2026年4月18日現在)
さて、みなさんはサルの顔を見分けることができますか?
もしできるという方は相当なニホンザル好きです!
彼らを見分けられるようになると、それぞれの個性をより感じられたり、個体同士の関りや行動の面白さに気づいたりすることができます。
こうした観察の面白さを「見つけてくだサル」とうれしいなと思いまして、これから毎月ニホンザルの顔と愛称を紹介していきたいと思います。
では早速、今月紹介するニホンザルは、「ニーヤン」と「ニイニイ」です。
ニーヤン(25歳、オス)

ニーヤンについてまず紹介したいのは、「アルファオス」だということです。
アルファオスとは、群れの中で一番順位が高い(一番強い)オスのことです。
「強い」というと、力で支配していると思われるかもしれませんが、実際は群れが平和に過ごせるように調整する役割を持っています。群れの中で小競り合いがあれば駆けつけ、他のサルたちに一目置かれる存在です。
ニーヤンの見分け方はおでこの生え際あたりの毛が少し薄くなっている所です。

なぜここだけ薄くなっているのかはわかりませんが、アルファオスは群れに気を配り続ける大変な役割...。
ちなみにニーヤンは他のサルたちからあまり毛づくろいしてもらえません。(本来なら上位のサルは下位のサルから毛づくろいしてもらうのですが...)

もしその様子が見られたらラッキーです。
ニイニイ(25歳、メス)

(左側にいるのがニイニイです)
ニイニイはメスの中で一番順位が高い「アルファメス」です。
ニイニイには群れの中に2頭の娘(グーシー、ツム)がおり、仲良く暮らしています。
ニイニイの見分け方は右前足の指が白いことと、鋭い目つきです。

ニイニイはよく他のサルに毛づくろいしてもらっています。

ちなみに、写真でサルたちが食べているのはとれたて新鮮な野草です。最近はヤエムグラやカラスノエンドウ、イタドリ、タンポポなど、色々な野草を与えています。
↓ちょこっと野草紹介

ヤエムグラ(味★★★★☆)
苦みが少なくおいしいです。
表面に細かいトゲトゲがあるのと、青臭さが舌に残ります。
サルたちにはとても人気の野草です。

イタドリ(味★★★☆☆)
茎は酸味とみずみずしさがありおいしいです。
葉っぱは柔らかいのでサルたちには葉っぱの方が人気です。
シュウ酸を含んでいるので、食べすぎには注意です。

さて、今月は「ニーヤン」と「ニイニイ」を紹介しました。
ズーラシアにお越しの際は、ぜひニホンザル展示場で彼らを探してみてください。
「見つけてくだサル」とうれしいです。
ニホンザル担当 よしたけ