更新日:2016.01.23猛禽舎がプチ・リフォーム中
更新日:2016.01.23
猛禽舎がプチ・リフォーム中

こちら日陰の仲間たちが暮らす「猛禽舎」。
昭和45年築、かなり年期の入った建物です。

そんな猛禽舎ですが、この度、耐寿命化工事の一環として、プチ・リフォームをする事になりました!
(広場担当S君のプロマイドのようになっていますが、写真後が工事中の猛禽舎です。)

ちなみに工事現場の中はこのような様子。
現在はフェンスが外され、鉄骨の部分だけになっています。
また、この工事が始まるに当たり、猛禽舎で暮らしていた日陰の仲間たちの引っ越しも行いました。

まずはコンドルの「ショウ君」から。
ケージ上段から地面に降りてもらった所を・・・

捕獲網でパサッ!っと捕まえます。

そして捕獲網からショウ君の体を取り出します。
コンドルは噛む力が非常に強いので、嘴と頭部の保定は特に気を付けて行います。

またショウ君は、狭い場所に閉じ込められると自分の体を傷つけてしまう癖があるので、ネットで固定し抱きかかえて引っ越しました。

続いて、フクロウの「フクジ」、ノスリの「ノスコ」・「ノスミ」の番。
同じく捕獲網でつかまえた後、鋭い爪でつかまれないように、また彼らを傷つけないように注意しながら、移動用段ボールの中へうつします。

そして鳥たちが入った段ボールを持って仮獣舎へ移動。

こうして無事、全羽の引っ越しが終了しました。

今回はあくまでプチ・リフォームなので、大幅には変わらないかもしれませんが(笑)、工事が終わり次第またご報告したいと思います。
お楽しみに!
(日陰の仲間たち担当 伊原)