更新日:2022.05.04ただいま入院中
更新日:2022.05.04
ただいま入院中
野毛山動物園の動物病院に入院しているのは、園内の動物だけではありません。
さて一体どこの動物でしょう?
こたえは2つあります。
まず1つ目はこの動物たち。
毛の抜けたタヌキに
小鳥たち・・・。
そう、傷病鳥獣として保護されてきた動物です。
毛の抜けたこのタヌキは疥癬症というダニの寄生虫症にかかって4月初旬に保護されたのですが、
駆虫薬の投与によって症状が改善されだいぶ元気になったので、
もう少ししたら野生に帰れることでしょう。
小鳥たちについては今現在鳥インフルエンザ感染防止のため、
受入れを中止していますので過去の写真を使わせていただきました。
2つ目のこたえの動物がコチラ。
??ニワトリ??
これって、なかよし広場にいる個体でしょ?園内の動物じゃないの?
と思ったあなた!残念ながら不正解です。
このニワトリ、実は万騎が原ちびっこ動物園で飼育されている個体なんです。
旭区のこども自然公園内にある万騎が原ちびっこ動物園は、
野毛山動物園の分園であるため、野毛山動物園の獣医が往診して診療にあたっているのですが、
その場の治療だけでは難しい個体については連れてきて入院させ治療を行っているのです。
ということで2つ目のこたえは万騎が原ちびっこ動物園の個体でした。
この個体、シロウコッケイのぴーたんもそんな1羽。
左鼻のつまりがひどく周囲が腫れてしまい、
採食も低下しているとのことで入院しました。
幸い治療のかいもあり徐々に良くなってきています。
このまま治ってくれると良いのですが・・・。
というわけで、動物病院にいる動物たちもいろいろなんです!
これからも機会があればご紹介していきたいと思っています。
(飼育展示係 小野)