
更新日:2025.07.11凍ったリンゴと冷えたイチゴ
凍ったリンゴと冷えたイチゴ
タイトルだけみるとフルーツパーラーでの出来事の様にも見えますが違います。
暑い日が続いていますが皆様体調崩されていませんか?
レッサーパンダのイチゴは7月で13歳になるシニア世代の個体です(何気なく誕生日アピール)。
朝のお散歩で外に出ることは多いですが、ひとしきり周回を終えるとエアコンの効いた室内で冷やしパンダになっています。担当者も暑いのが苦手なので、隣で冷やしおじによくなっています。
さて、以前SNSにも投稿しましたが、イチゴに凍ったリンゴを与えてみましたのでその時のご報告。
お休み中失礼します。
リンゴをもらえるとわかったらイチゴのエンジンもかかってきます。
凍ったリンゴと通常のリンゴどちらを好むのか気になったので、
僕の右手に通常のリンゴ、左手に凍ったリンゴを提示しましたので、イチゴの左手側に通常のリンゴ、右手側に通常のリンゴとなります。
イチゴの左手側のリンゴを取りました。
イチゴは左利き(?)のためよく左手を使います。なので、今回もよく使う左手側のリンゴを取ったのかなと思います。今度は左右入れ替えて提示します。
今度は僕の左手側のリンゴをとりました。(さて凍ったリンゴ、通常のリンゴどちらを取ったでしょうか?)。
まっ、涼をとってもらえればいいってことで
通常のリンゴと散々いっていますが、今回与えたリンゴもそれなりに冷やしています。
飼育員になって15年以上になりますが、個人的にお腹が冷え消化や食欲が悪くなるので、担当動物に冷えた餌を与えるのは好きではありません。
イチゴにも今までは常温のリンゴを与えていましたが、レッサーパンダ界隈ではそうなのか、はたまたイチゴだけなのか、常温のリンゴより冷蔵庫から出したばかりの冷えたリンゴの方を好んで食べます。冷たすぎないか、お腹下さないか心配になりますがとにかく冷えたリンゴを好みます。
いままで当たり前のように見てきたレッサーパンダですが、担当してみると知らないことばかりだなと気づかされます。
お腹の調子もありますので、今後も体調見ながら好む温度のリンゴ与えていきたいと思います。
凍ったリンゴも通常のリンゴを食べた後にぼりぼり食べます。
飼育展示係 大滝