更新日:2020.06.01フサオマキザルの赤ちゃんを救え!①
更新日:2020.06.01
フサオマキザルの赤ちゃんを救え!①
実は・・・
4月5日、フサオマキザルにも赤ちゃんが生まれました。
先日お知らせした。アカエリマキキツネザルの赤ちゃんが生まれる2週間も前のことです。
これは生まれた次の日の写真です。
お母さんのジュンイチ(メスです!)にしっかりしがみついていて、元気そうです。
よく見ると、お母さんのおっぱいも赤ちゃんが吸い付きやすそうになっています。
ちゃんと授乳ができている証拠です。
お母さんも元気モリモリ!赤ちゃんを背負ってたくさんエサを食べていました。母子ともに健やか健やか♪
(ちなみに右にいるのは、園内季刊誌「ふぉ~し~ず~ん」夏号で紹介されている「まこと」です。再開園したら手に取ってみてくださいね!宣伝!)
その次の日にはしっかり目が開いているのも確認できました!良かった!
ですが、4月12日、事件は起こったのです。
夕方、赤ちゃんが地面に落下しているのを発見しました。
この日は、他の個体に身体検査をする必要があり、裏で作業していたのが影響したのかもしれません。お母さんは拾いに行く様子がなかったので、代わりに私が拾い上げましたが、体は冷たく、呼吸も時々といった感じであまり動きませんでした。
すぐに獣医師にお願いして、体を温め、酸素吸入をしてもらうことにしました。
次回は治療についてお話しします。
(飼育展示係 山田)