こちらのアオサギ、本牧の公園でケガをしているところを保護されてきました。

見てみると、たいしたケガはありませんでしたが、やせていて少し弱っています。
血液検査をしてみると肝機能値が高く、どうやらどこかにぶつかったようです。

投薬して様子を見ていたところ、だんだん元気になってきて、再検査で肝機能値も正常値に下がっていました。

そこで暖かい室内で飼育していたのを、外の小間に移して様子を見ていたところ、食欲も上がり、さらに動きも良くなったため、保護からちょうど1か月たったある日、放野することにしました。

箱詰めにされて出発です。

放野場所に到着し、箱を開けます。

勢いよく飛び立ちました。

そのまま遠くの方まできれいに飛んでいきました。
少し心配だったのでほっと一安心です。
野生でたくましく生きていってほしいと思います。

(飼育展示係 小野)