更新日:2020.03.20インドクジャクの愛称が決まりました!! その①
更新日:2020.03.20
インドクジャクの愛称が決まりました!! その①
昨年7月に孵化したインドクジャクの2羽の雛。
孵化後8か月を過ぎ、すっかりインドクジャクらしくなってきたので、これまでの成長記録とともに近況報告です。
まずは、個体番号№21の雛の成長の様子です。
動物園の動物たちには、個体の識別や管理をするためにそれぞれ番号がついています。
今回孵化したうちの1羽の雛は、野毛山動物園では21番のインドクジャクなので、『№21』と呼んでいます。
※正確には、データとして記録するようになってからの順番です。
孵化後2週間。
手前でカメラ目線なのが№21です。奇跡の家族写真。
孵化後1ヵ月。
まだ、あどけなさは残りますが、随分としっかりしてきました。
孵化後2か月。
クジャクの特徴のひとつである冠羽が目立つようになってきました。
孵化後4か月。
以前は、引っ込み思案だった№21が積極的に餌場に来るようになりました。
「わーい。小松菜get!」
最近では、こんな事もできるようになりました。
育雛舎で暮らしている兄のジャックもこれくらいの時期に同じことやっていたね・・・。
そして、こちらが最新の写真。
首だけでなく、胸のあたりの羽も色が混じってきています。もうお気付きのとおり、№21は雄でした。
いつまでも個体番号で呼んでいるのも何だか味気ないし、愛称があった方がみなさまにも愛着をもっていただけると思い、愛称を付けました。
野毛山動物園のインドクジャクの愛称は、№21の母親の『サクラ』を始め、花や果物の名前の個体が多くいるので、それに因み、№21は『ライチ』と名付けました。
今後、立派な雄クジャクへと成長していくライチを温かく見守っていただけると嬉しいです。
飼育展示係 大谷