野毛山動物園公式サイト

twitter facebook youtube
うこっけいの写真

更新日:2017.10.13うこっけい

更新日:2017.10.13

うこっけい

なかよし広場の中でも、ひときわ異彩を放つニワトリ、ウコッケイ。

2017ブログトピックスうこっけい①.jpg

突然ですが、ここでクイズです。ウコッケイは漢字でどう書くのでしょうか??

① 烏骨鶏 ②鳥骨鶏 ③島骨鶏

えっ、違いがわからないって?

それじゃあ、もう一度。

① 烏骨鶏

② 鳥骨鶏

③ 島骨鶏

③が 「しまこっけい」 になっているのはわかったけど、①と②は一体何が違うのでしょうか?

もう一度見てみましょう。

2017ブログトピックスうこっけい③.png

①を選んだあなた!正解です。

どう違うかというと、②は皆さんおなじみ、鳥(とり)という漢字ですよね。

ところが、①は横線が抜けている烏(からす)という漢字になっています。

これはカラスの体が真っ黒なので、目の場所がわからないから目を表す横線が抜けているのだそうです。

そう、ウコッケイは漢字で書くと「からすほねにわとり」と書くのです。ニワトリなのにカラスとは、一体どういうことなのでしょうか?

答えは真ん中の漢字、「骨」にあります。

2017ブログトピックスうこっけい④.jpg

これはウコッケイの頭の骨です。頭のてっぺんや後頭部が黒くなっているのがわかります。

実はウコッケイ、皮や肉だけでなく、骨まで黒いんです!ですので、カラスの骨のニワトリと書いて烏骨鶏。

指が五本もあったり、骨まで真っ黒だったり。ウコッケイ、何とも不思議なニワトリです。

(飼育展示係 田窪)