更新日:2024.01.01今年生まれたシロトキとその父②
今年生まれたシロトキとその父②
皆様新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、前回今年生まれたシロトキとその父のブログで父親が巣立ったヒナの
近くにいることが多いとお伝えしておりましたが、その後の様子をお届けします。
ヒナはあまり飛ぶのが上手でなく、いつも大人たちが休む止まり木の上ではなく植栽の上で休んでおりました。
父親は飛ぶのを促すように何度もヒナの隣から植栽よりも高い位置にある止まり木に向かって
飛ぶ姿を見せており、ヒナもそれを真似て何度か挑戦していましたが、
なかなかあと一歩のところで届かずにいました。
しかし、ある日バードケージの中を覗いてみるといつも植栽の上で休んでいたシロトキのヒナが見当たりません。
また植栽の下とかに隠れているかなと思っているとなんと止まり木に止まっていました。
何度も挑戦する姿を見ていたのでとても嬉しかったです。
きっと父親が近くにいるんだろうなと思っていましたがヒナはなぜかクロツラヘラサギたちの中にいました。
まだ狙ったところに飛べないのかもしれません。
うまく高い止まり木まで飛べたのはいいのですが、ちゃんと下りてこられるかなという心配もありました。
普段は給餌すると大人たちを差し置いて我先にと植栽から降りてきてばくばくと魚を食べていましたが、
給餌しても止まり木から中々下りてきません。
ヒナ自身は下りたそうな仕草をしていますが、なかなか勇気がでないのでしょうか。
他の鳥や大人たちも下りてきて餌を食べ始めると意を決して下りてきました。
一生懸命翼を動かし、少し不格好ではありましたが無事に着地することが出来ました。
着地したと同時に大好きな魚の方へ走って向かい、いつもと変わらずバクバクと食べていました。
飛べるようになってきた今でもやはり植栽の上は日当たりも良く、気に入っている様子で
よく休んでいます。以前は父親だけが隣にいたのですが、
最近は他の個体も来るようになってきました。よかったね。
これからもたくさん練習して上手に飛べるようになってほしいです。
バードケージ担当 筋トレ部部長 多田