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更新日:2022.07.13おかえりなさい

更新日:2022.07.13

おかえりなさい

帰ってまいりました

ようやく、やっと、大池に

カナダガンが...!

大池を泳ぐ.jpeg

野毛山動物園では横浜市が策定した「横浜市立動物園における高病原性鳥インフルエンザ防疫対応指針」

に基づき、昨年11月から大池でカナダガンの展示を中止しておりました。

(当時のブログはこちら)

動物園めぐりが好きな方はご存じかと思いますが、他園館でも国が定める鳥インフルエンザ警戒レベルに

準拠し鳥類の野外飼育は季節モノになっているところがほとんどです。

 

お待たせいたしましたと言ってもいいでしょう。

7月10日、満を持して大池にカナダガンを放鳥しました。

カナダガン大池を臨む.jpeg

他の動物園ではもっと早くにカモたちを放鳥していたような?
と鋭い疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

そう、国内の鳥インフルエンザ警戒レベルは620日の段階でレベル1に引き下げられ、

他園館ではそのタイミングで放鳥というところが多かったようです。

 

野毛山動物園のカナダガンの放鳥にここまでかかったのにはひとつ理由があります。

というのも、先ほど紹介した過去のブログでもわかる通り大池の水位を下げ、

できる限り野鳥が鳥インフルエンザを持ち込まないようにしているわけですが、

水を抜くのは簡単でも、溜めるのにとっても時間がかかります。

 

水道の蛇口をめいっぱいひねっている、ということではなく、

自然の力を借りて雨水をじわじわ溜めているので、

満水になるのは少なくとも2週間かかるようでした。

おおいけの満ち引き.png

上の写真はおおいけの水門を閉める直前と、満水になった時の写真です。

 

カナダガンにもお待たせしてしまったこの放鳥、喜んでくれているとうれしいですね。

岸を歩くカナダガン.jpeg

大池担当