更新日:2021.06.04雨の日に...
雨の日に...
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
梅雨に向かって雨の日が多くなってきています。
雨の日はジメジメ、ムシムシとしてヒトにとっては過ごしにくい日ですが、
オグロワラビーにとっては嫌な季節ではないようです。
もともとオーストラリアの沼地などにも生息していると言われているので、
湿った環境はむしろ好みなのかもしれません。
今日はそんな雨の日に見られたある光景をお届けしていきたいと思います。
ある日、アスタの採血トレーニングをしようかなとワラビー舎へ入ると、
(トレーニングの動画はこちら。)
バロンの姿が見当たりません。
いくら雨が嫌いではないといっても、普段は体が濡れないように寝室の前の通路などで雨宿りをしていることが多いのですが、今回は違いました。
さて、どこにいるのやら?
あ、いました。
バロンがいたのは現在使っていない水飲み場の上
しっぽを前に持ってきてくつろいでいるようでした。
ただ、この場所は体の半分くらいしか屋根が覆ってくれないため、半身は雨に濡れていました。
(雨も滴る良いバロン)
正面から見るとこんな感じ
前肢の指をパーにしてこちらを見てくれました。
この光景をみた担当者は思いました。
「これ前にも見たことあるぞ?」
そう!
若かりし頃のアスタ(今も若いですが)もここにいたことがあったのです。
その姿がこちら
この日、雨は降っていなかったようですが、
前日の雨が溜まっていたようです。
アスタがここにいたのは2020年3月のこと。
その時には当然バロンはまだ生まれていなかったので、アスタの真似をしたのではなさそう。
さすが親子といったところでしょうか。
「蛙の子は蛙」
「ワラビーの子はワラビー」
「アスタの子はバロン」なのでしょう。
雨の日には活発ではない動物も多いですが、
オグロワラビーは比較的普段と変わらない様子を見せてくれます。
みなさまも雨の日にお越しになった際には、
水飲み場にバロンいないかなと探してみてください。
ワラビーと季節の好みが合わない ワラビー担当 木村