更新日:2025.11.15非公開中、マヌルネコの屋内展示場ってこんな感じ
非公開中、マヌルネコの屋内展示場ってこんな感じ
前回のマヌルネコ到着の第一報ブログで、夜の様子、乞うご期待!とあおってしまいましたが、その前に事前情報として展示場内部の説明が必要かと思います。焦らすようで申し訳ありませんが、展示場の紹介を挟ませてください。
フィーガが慣れるまでの間、非公開とさせていただいている屋内展示場は2部屋あります。

まずこちらはガラス張りの展示場です。屋内展示場まで公開となると、この部屋がみなさんにとっては一番観察しやすい部屋になります。そのため、フィーガにはこちらの部屋を気に入ってもらうため、これから紹介する隣の部屋よりもしっかりと作りこんでいます。

続いてこちらは格子とキーパー通路を挟んでの展示場になりますので、多少見えづらくはなりますが、全く見えない訳ではありません。
今回は、主に夜のフィーガの舞台となったガラス展示場を詳しく紹介していきます。まず、目を引くのは4階建てのキャットタワーです。

1階と4階には開閉可能な扉がついており、基本的にはフィーガが安心して休息できるよう、人目を遮る閉鎖空間となっています。2階と3階はオープンスペースで、もしフィーガがそこで休むことを気に入ってくれれば、来園者のみなさんも観察しやすい場所となります。4階に上るためには、スロープを使用してもらうつもりですが、2階3階はジャンプで行けるかな?と思っています。
そして、中を通り抜けて遊ぶ塩ビ管。真ん中あたりに穴を開け、途中からも出られるようになっています。ここから顔を出したらかわいいだろうな、という親バカな一品。

手前の角に配置したのは砂浴び場。トイレは隣の部屋に置きましたので、担当者の狙いとしては、ここはあくまでゴロゴロしてもらう砂浴びスポットです。

最後に、爪とぎ用の木は、個体により好みがあるようなので、隣の部屋と合わせて3種類用意しました。固定した立木とゴロンと寝かした丸太、そして、それに麻紐を巻いたものです。


これを踏まえて、次回、お楽しみの「フィーガ、初日の夜の大活劇」の巻に続きます。(はんざわ)