更新日:2020.08.10ココロ、再び大展示場に挑む
ココロ、再び大展示場に挑む
8月3日の休園日に「ココロ」の2度目の大展示場で過ごす練習をしました。
この日も一直線に大展示場には行きませんが、砂浴びをして、いざ出陣です。
今回は展示場にエサを置いて、ゆっくりと過ごしてもらう作戦です。
少し周りを警戒しつつ、もぐもぐ...
はっ!!と何かに気づきました。
前回、今までよりも近くで見たフラミンゴに直立不動になってしまった「ココロ」。
今回はどうでしょうか??
少しずつ距離を詰めていき...なぜか1羽のフラミンゴと見つめ合っています!
様子を伺いながら、草をハムハム...
水浴びの音や突然の大きな鳴き声に何度かビクッとしましたが、走って中展示場に逃げるといった様子はありませんでした。
その後も...
用意したエサをハムハムしたり...
物音にちょっと驚いたりしながらも走って逃げず、冷静に判断している様子でした。「ココロ」には、展示場のどこに何があって、距離はどのくらいで、どこに逃げたら安心なのかを冷静に判断できるようになってもらいたいと思います。ただ、担当者が「ココロ」から見えない場所に移動したところ、慌てて中展示場に走ってきました...まだ誰もいないのは心細いみたいです。
さて、2度目の展示場練習で、どこまで行くことができたかというと...
一番端っこにも来ることができました!!まだ緊張は強めですが、ダチョウの「グミ」や遠くに見えるエリマキキツネザル、軽トラックに興味津々。
展示場練習は順調に進んでいると思います。なぜなら、練習時間のほとんどを大展示場側で過ごし、すでに担当者が呼んでも寝室に戻りたくな~いとなっていますので...
さて、今後の課題は、丸太の向こう側を通れるようになること。1頭でも落ち着いて過ごせること。中展示場の間仕切りを閉めても落ち着いていることができること→次のステップにはこれが必要です。
頑張ったね「ココロ」!次は展示場の真ん中にある丸太の向こう側を通ることができるようになるといいね。
(ココロが楽しければ、帰りが遅くてもいいよと思う担当 落合)