
更新日:2025.06.17モルモットのお名前紹介シリーズ⑯6月生まれのモルモット
モルモットのお名前紹介シリーズ⑯6月生まれのモルモット
あっという間に6月になりましたね。野毛山動物園の紫陽花も花を咲かせています。
ふれあいで使用しているモルフィール帳(モルモット1頭1頭の名前、誕生日、写真が載ったプロフィール帳)には80頭のモルモットが載っています。
(モルフィール帳)
ここに載っているモルモットたちは、みんな缶バッチになっています☆まだブログで紹介できていない個体もいるので1頭でも多く紹介して、皆さんの元に届いた缶バッチの個体を知ってもらえるように、今日は頭数多めにご紹介!
実は、80頭中27頭が6月生まれです。モルモットは季節問わず繁殖できるので本来であれば誕生月はバラバラになるはずです。どうして6月に集中しているのか??
モルモットも死産や生後すぐに亡くなることがあります。そのためペアリングする際は複数頭のペアを作ります。昨年は5ペアを同じ頃に組みました。そうしたところ全ペアが6月に出産し、「5ペアから合計20頭」のモルモットが誕生しました。1回の産仔数は2~5頭ですが、昨年は、5頭、2頭、4頭、5頭、4頭とたくさん誕生し、亡くなる子もなく順調に育ったため6月生まれが多くなりました。1頭は他の動物園へ移りましたが、残った19頭は今日も元気に過ごしています。今回は、そんな19頭を名付け前の幼い写真を見ながら紹介しましょう。
まずは前回のブログにも登場したララ(そのブログはこちら)の6月16日生まれの子どもたち。
(ララの子どもたち)
①パール
アルビノ(色素が作れないため体は白く、眼が赤くなります)かと思いきや目が黒い珍しい個体です。野毛山動物園では以前も「キセキちゃん」と呼ばれるそっくりな個体がいたようです(「キセキちゃん」のブログはこちら)
②ダブゴー
ダブルゴージャスが名前の由来です。両目にある模様がとあるゴージャスな方に似ていたからとか。
③てんてんてん
鼻、おでこ、頭に白い点が「てん・てん・てん」。お客さんにもすぐ名前を覚えてもらえる子です。
④ビビット
幼いころからちょっと慎重な性格の子です。もうすぐ生まれて1年ですが今も慎重派な個体です。
⑤ごまだんご
お顔の半分がゴマを散らしたように点々しています。美味しそうなお名前。
続いて、スピカの6月19日生まれの子どもたち
(スピカの子ども、ルーブルとロエ)
この2頭の紹介ブログはこちらへ。
3組目は当園1、2を争う体格の良さ、しおんの6月20日生まれの子どもたち
(母しおん)
(しおんの子どもたち)
ブリン・ばんばん・ボンは何度かSNSにも登場していますね。4頭に関連するブログは、先ほどのルーブルとロエのリンク先とこちら。
4組目は先ほどの母「しおん」と一緒に生まれました「マーガレット」の子どもたちです。
(母マーガレット)
(マーガレットの子どもたち)
父親のニノがアルビノのため、プラダン、ミゥもアルビノです。
(父ニノ、鼻の黒さを見て他のアルビノと見分けています)
①プラダン
ミゥにそっくりですが両方の耳がやや黒く色づいているので耳を見て見分けています。
②セリヌ
あまりふれあいに参加しません(自分からふれあい専用の箱に入った個体だけ参加するため、入らない個体はなかなかふれあいに登場しません)
(エサ皿にのって休むセリヌ)
③ミゥ
右耳がピンク色だったので、「プラダン」と見分けがつきました。が、最近何やら黒く色づいてきました。。。さらにそっくりになってきたこの頃です。
④ロエ
頭のてっぺんに白ポチがある三毛の子です。
⑤バレン
茨城の動物園へ引っ越した1頭です。
最後は「プリッツ」と「エビちり男」の子どもたち。エビちり男、特徴的な名前ですがこんな個体です。ちなみに読み方は「エビちり"お"」です。「エビちり"おとこ"」ではありません。
(エビちり男、名前の通りチリチリの毛です)
この4頭についても先ほどのルーブルとロエのリンク先で登場しました。
(暑い日は伸びて過ごすモルモットたち。気温や湿度によっては早めにお家に帰ることがあります。)
昨年生まれの19頭、みんな元気で今月1歳を迎えます。ぜひ、会いに来てくださいね♪
なかよし広場 担当者