
更新日:2025.07.12オットセイの魅力紹介その2 ~毛の秘密編~
オットセイの魅力紹介その2 ~毛の秘密編~
みなさんこんにちは!ミナミアフリカオットセイ担当です。
今回はオットセイの魅力紹介第2弾ということで、オットセイの毛の秘密を紹介していきたいと思います!
(前回のブログはこちら:「オットセイの魅力紹介その1 ~個体紹介編~」)
実はオットセイ、体が水で濡れているときと乾いているときでは、別個体かと思うほど雰囲気が変わるんです。
例えばメスのワンではこちら。
こちらが水に濡れているときのワンで、
こちらが乾いているときのワンです。
担当でも一瞬「誰!?」と思ってしまいます(笑)
みなさんはどちらの姿の方が好きでしょうか??
普段水に濡れているときは分かりづらいですが、乾いているときの姿を見ると、オットセイにはかなりしっかりと毛が生えていることが分かると思います!
本題はここからで、実はそんなオットセイの毛には秘密があるんです。
ということでさらに近くで見てみるとこんな感じ...。
よく見ると、外側の黒い毛とは別に内側に茶色っぽい毛が生えているのが分かるでしょうか?
ワンよりも毛が長いオスのいとだとこんな感じです!
外側の毛は黒っぽくて長いのに対し、内側の毛は茶色くふわふわしていているのがよりわかりやすいと思います。
実はこの内側に生えている茶色くふわふわした毛には保温効果、外側の黒い毛には水の侵入を防ぐ効果があると言われており、オットセイの仲間はこの二層の毛で寒さを防いでいるんです!
これはオットセイの特徴の一つで、アシカとの違いでもあります。アシカにはオットセイのような二層に分かれた毛は生えておらず、オットセイよりも毛が短いので、水族館などを訪れた際には、アシカとオットセイの毛の違いも見てみると面白いかもしれません!
水中を泳いでいるときは分かりづらいかもしれませんが、陸にあがっているときは内側の茶色い毛も見ることができると思うので、オットセイのトレードマークでもある毛にもぜひ注目してみてください!
ミナミアフリカオットセイ・フンボルトペンギン・トウホクノウサギ・フクロウ・シロフクロウ担当
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