更新日:2024.10.25フラハのうんち●●●
フラハのうんち●●●
どもーー！
オカピ担当です！
今回は７月30日に誕生したオカピの赤ちゃんフラハについてのお話。
※うんちネタなので、苦手な方は閲覧をお控えください●
オカピの赤ちゃんの生態って、不思議がいっぱいなのです。
私が一番不思議だな。と感じたのは『うんち』。
なんとオカピの赤ちゃんは産まれてから初めてのうんちが出るまで1～2か月かかるのです・・
この情報を文献で読んだときは、まさか～！！！と思っていました。
だって、オカピと同じ仲間のキリンの赤ちゃんは生後一週間でうんちが出るのに？！
そしてフラハが産まれて、初めてのうんちが出るのをいまか・・いまか・・と待ち続けました。
発見したのは9月17日の朝・・・ララ＆フラハ親子一般公開開始の日でした。
フラハのよく使っている小屋（クリープ）の中に一緒に入って、フラハの健康チェックをしていると、小屋の奥に・・・・
うんちが！！！！！！！！
しかし、今はのんびりとうんちの観察をしている時間ではない！
まずは親子を屋内展示場に送り出さねば。
いってらっしゃい～✋
と親子をお見送りした後、急いでフラハの小屋（クリープ）の中へ！
頭の中はうんちでいっぱい。
どんなうんちなのか？！
せっかくなので、全部拾い集めてみました（笑）
きれい・・・
テカテカ、キラキラしていて、指でつまんでもべたべたしないのです。
大きさは色々。
ペンとの比較↓
大きなものは、母親のララのうんちの3倍ほどの大きさのものも。
小さいものは麦チョコサイズ。
産まれてから49日間、お腹の中に溜め続けたうんち。
どんな消化システムなのか。うんちの順番は？大きいうんちが栓になって、小さいうんちは出ないようになっている？お腹の中を見ることができたら面白いだろうなぁ。なんて考えながら、しばらくこのキラキラうんちを観察していました。
さてここから毎日うんちが出るのかと思いきや、次にうんちが出たのは10月6日、10月8日，10月19日・・とまた溜め込む感じ。
他の動物とうんちの頻度が異なるのは、オカピの乳成分が関係しているそうです。
↑10月19日の朝のフラハ
せっかくなので、採れたうんち比較をしてみました。
㊧母親ララの通常のウンチ、㊥フラハのちょっと大きめうんち、㊨フラハの大きいうんち
割ってみます↓
パカ。
母親ララのうんちには、しっかりと噛んで細かくされた葉や草の繊維がみっちりと詰まっています。
フラハのうんちは・・・
・・・トリュフみたいな感じ。もそもそした物質がぎゅ。っと固まっています。
そしてなにより『臭い。』
草食動物の糞らしからぬ臭いが。笑
うんちの中には情報がたくさん。
フラハはまだララの母乳のみで成長しています。
栄養としている物の違いが、うんちの香りの違いに繋がっています。
そろそろ葉っぱにも興味をもっているようなので、少しずつうんちの中身も変化していくのかな？
これからもうんちを研究していきます！●●●●
◎●◎ オカピ担当 藤澤 ◎●◎