更新日:2023.12.05ヒナギクも、おとなへの一歩
ヒナギクも、おとなへの一歩
みなさまこんにちは◎
(前回のブログ:キントキ、おとなへもう一歩)
今回はヒナギクの「おとなへの一歩」!
エコートレーニングの様子をお見せします!
メスのヒナギクは、いつか子を産むことになるかもしれません。そんな「いつか」に向けて。お腹を触ったり、エコーをぐっとあてられることに慣れる練習をしています!
もちろん、エコーは健康を観察する手段のひとつにもなりますので、そういった意味も含めてトレーニングを行います◎
(なのでオスのまめたろうや、キントキもたまに練習していますよ!)
では早速......
母親のキクも使っていたこのバーを使って、、

使って......

つかっ......
(倒れないように足で踏んで支えています)
通り抜けちゃうねぇ😌
ならば、使ってほしい方に誘導して。

それは使ってほしい方とは逆なんだよなぁ、、、
と、ヒナギクになんだかんだとブツブツ言いながら(言葉で伝わるわけではないですが。笑)
こっちあっちと言いながら、無事に使ってほしい体制になりました👍

が。ヒナギクはいつもリンゴを両手で持つので、、

バー持てないね🤔

というかあなた上手に立てるから、バーは必要ないのでは......?

ちょっとリンゴ食べててね

よいしょっと......

全然嫌がらず触らせてくれますね。
まぁたまに展示場でも練習していたので、実はもう普通に触られるのは慣れっこなんです😊

リンゴがないとめっちゃ見てきますが。笑
元々キクは立つのが上手じゃなかったのでバーにつかまってもらっていたのですが、ヒナギクは後肢で上手に立てるのでバーがあると逆に邪魔なようでした。あとキクより体格が小さいのでバーがちょっと高いみたい。

めちゃくちゃ見てきますが......👀笑
飼育員のとっておきタイムでもお話していた「個体の体格や得意不得意に合わせてトレーニングしています~」とはまさにこれのこと。元々あること・ものをそのまま使っても、毎回全部がその個体に当てはまるわけではないのです。
というわけでバーは要らないようなので移動して......

後ろに壁がある方が安定するので、あなたはこのスタイルでやっていこうね。
手を開いてみてくる姿にちょっと笑ってしまうのですが。。🤭
というわけでヒナギクも順調にお腹を触ったり、ぐっと押したり(エコーは押し当てて使うので)、あとは使うときにジェルを塗るので濡らしたタオルでお腹を濡らしてみたり、そんな練習をしています。
キントキ・ヒナギクそれぞれおとなへの一歩を少しずつ歩んでいるところです。

ちなみにキクも継続的にエコートレーニングはやっていますよ~!


と、かっこいい言葉を使いながらもお恥ずかしながら「トレーニング」というか「リンゴ誘導」なレベルなので、、、
私のスキルがまだまだなのですが。担当者もレッサーパンダと共に、スキルアップしながら引き続き頑張っていきます✋
ずっと渋っていたのに寒さに負けてブラックフライデーでコタツを購入した担当者:イケダ