更新日:2025.11.19休園日の動物園
休園日の動物園
みなさま、こんにちは。
動物園がお休みの日って中では何をしているんだろう?と思ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、ある日の休園日の様子をお話ししようと思います。
休園日には、普段お客様がいらっしゃるとできない様々なことを行います。
こちらは枯れ枝の撤去作業の様子。
ズーラシアにはたくさんの樹木がありますが、高い木の上に枯れ枝が引っかかったままにしていると、突然頭上から落ちてくる!なんてことになってしまうかもしれませんので、定期的に高所作業車を使った撤去や、伸びすぎた枝の伐採も行っています。
インドゾウの展示場のすぐ近くでの作業なので、動物は大丈夫かな?と心配された方もいるかもしれませんが、
シュリーは全く気にしない様子でエサを食べていました(^^)
そのまま園路を進むと、
インドライオンのバーラが。
落ち葉を入れてもらったのでしょうか?ベットのようにして休んでいました。
こちらはキジ舎の様子。何やら作業していますね。
どうやら土の入れ替え作業をしているようです!
この後、植栽も新しく植えたそうですよ。
さてお次は...。
フンボルトペンギンの展示場です。
水がなくなっていて、プールの掃除をしていました。
大きなプールや、水モート(動物が外に出ないための堀)は定期的に清掃作業を行っていますが、何せ広い場所なので、場所によっては約半日がかりの大仕事。
何人もの飼育員で協力して掃除を行います。
その間ペンギンたちはどこにいるかといいますと、
↑の写真、展示場奥のブルーシートの裏側で掃除が終わるのを待ってもらっています。
ガラスビュー側はこんな感じ。
水がないと不思議な感じがしますよね。
飼育員が掃除に勤しんでいる傍らでは、ホッキョクグマのライが。
お気に入りのポリタンクを...。
一生懸命、隙間に押し込んでいました(^^;
こういった取れなくなった遊具も、プール清掃の時に飼育員が頑張って回収します。
さて、掃除が終わってきれいになったペンギンのプールでは...。
ペンギンたちが楽しそうに泳いでいました!
今回紹介したのはほんの一部の作業の様子ですが、休園日でも動物園ではたくさんのスタッフが働いているんですよ。
事業推進係 久保田