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更新日:2014.09.09担当者の作戦会議

更新日:2014.09.09

担当者の作戦会議

動物園で飼育する動物には人が餌を与えなくてはいけません。言い換えると、動物園で飼育される動物は人が与えた餌しか食べられません。つまり、人が間違えた内容や分量の餌を与えてしまった場合、動物は餌を選ぶことができないので、それが原因で病気になってしまう可能性もあるのです。

それゆえに動物を飼育する私たちは、餌について十分な知識をもつ必要があり、それについてさまざまな角度から検討を行わなくてはなりません。

動物病院では野生傷病鳥獣保護事業で保護された動物を飼育しています。雛、小鳥、猛禽、水鳥や子どものタヌキなど、実に多種多様な動物がいます。そのため与える餌も動物の種類や個体の状態に合わせて変えていく必要があるのです。

この日は天気が良かったので、関係者3人が外で餌の内容について検討を行っている様子です。


何やら、真剣な議論が展開されています。


ようやくそれぞれの動物について、餌の分量が決まったようです。

わかりやすいようにホワイトボードに記入し、実際に餌を作る際に活用します。

動物園の動物は健康管理のために、日々の餌も慎重に検討をしながら決められているのです。
(飼育展示係 木戸)