更新日:2022.04.06お帰りなさい、カナ
更新日:2022.04.06
お帰りなさい、カナ
ホンドタヌキのカナ(メス)。
園内の動物病院を退院し小獣舎に帰ってきました。
(入院中の記事はこちらをクリック)
昨年生まれのヒフミ(オス)を見慣れた目には
やっぱりヨボヨボした感は否めません。
2009年の5月28日に横浜市内で保護され野毛山動物園にやってきたカナ。
正確な出生日は知る由もありませんが
もうすぐ13歳になろうとしています。
外への扉を開けると・・・
早速新鮮な外の空気の匂いを嗅いでいます。
「お帰り、カナ。」足の具合もよさそうです。
天気の良い朝は全身で日光を受け止めているカナ。
それとも目の前の桜を見ているのでしょうか。
ヒフミは、というと
目の前に、こんな大きな車があっても知らん顔。
いつも通り、マイペースのヒフミです。
なんでこんなところに車が?実はエアコン業者さんの車でした。
経年劣化の目立つ小獣舎には、もったいないくらいのエアコンが4台。
ささやかな願いが叶いました。
今回もアニマルペアレントの支援金を使わせていただきました。
ありがとうございます。
これでカナのような高齢の個体も、夏の蒸し暑さ、冬の寒さから
少しはのがれることができそうです。
(やせヒゲ眼鏡 田島) Zoo is the peace!!