更新日:2021.02.12仮住まい先でも
仮住まい先でも
爬虫類館に仮住まい中のミナミコアリクイのアサヒ。
アサヒは健康管理のために定期的に採血、血液検査をしています。
飼育場所が変わったからと言って、定期検査は欠かせません。むしろ、環境が変わると体調を崩しがちになるのでしっかり見ておきたい!
ということでこの度仮住まい先で採血を行いました。
今までは獣舎で、人の腰くらいの高さの台にアサヒがいて、尻尾の下に獣医が潜り込んで採血をしています。
最近はベッドにしている台の上でやることが多いですがこんな感じで見上げながら行ってます。
さて、仮住まい先の爬虫類館ではどんな感じでやろうか?
まだ何も知らずにすやすやと眠っているアサヒをよそに、ここが良いかな?あそこはどうかな?と言いながら、採血場所を決定。
寝ていたアサヒには悪いけど起きてもらい、台に乗ってもらい、
(ガラスの反射・映り込みで見にくくてすみません...)
こんな感じで採血成功。
いつもより台が低いので、採血する獣医側がしゃがんで、針を刺すときはさらに屈んで尻尾の下を覗かないといけないのがちょっと大変といえば大変だけど、無事に採血出来て一安心。
ちなみにコアリクイの採血、いつも獣医2人以上で行き、尻尾や足を保定も獣医が行ってます。
今回はというと、まず採血場所を決めるのにコアリクイ担当者と採血する獣医1人が先に部屋に入って、「あと1人保定する人も入ってきて~」と部屋の中からの声に「はいっ!」と我先にと元気よく返事をしてくれた爬虫類担当者が行ってくれてたりします。
担当外の動物と関われてちょっぴり(いや、かなり?)嬉しそうな爬虫類担当者がいたりしました。
しばらくは爬虫類館と住まいは変わっても、爬虫類館担当にもお世話になりつつ定期検査は変わらず行っていきたいと思います。
(飼育展示係 百武)