
更新日:2025.02.06フサオマキザルと節分(&ちょっぴりオマキベビーズの現在)
フサオマキザルと節分(&ちょっぴりオマキベビーズの現在)
こんにちは、サル担当です。
2月2日、シェフ(飼料担当)から「フ サオマキザルにプレゼントがあります」とこちらをもらいました。
シェフ特製、根菜類の恵方巻です!
蒸かしたサツマイモをくり抜いて、中には小松菜、ニンジン、リンゴが入っています。
このままあげてみたいところですが、フサオマキザルはひとつのエサをみんなで仲良く分け合ってはくれないのでカットすることに。
カットしたら恵方巻ではなく太巻きになってしまいましたが、これはこれで良しとしましょう。
給餌後すぐに二切れ強奪した「まこと」。
さすがの食い意地っぷりです。
ここで、集中して恵方巻を食べるためか、まことが赤ちゃんを他の個体に預けました。
フサオマキザルは群れのみんなで子育てをする習性をもち、交代で赤ちゃんをおんぶします。
しかし、ものすごく過保護なまことは昨年7月の出産以来一度も赤ちゃんを手放すことはなく、それどころか他の赤ちゃんまで奪ってしまうこともありました。(詳細はこちら)
生後半年にして、はじめてまことベビーが母親以外に背負われたのを確認した瞬間でした。
しかし、数分もしないうちに「キュー!キュー!」と鳴き始めるまことベビー。
生まれてからまことと常にべったりだったためか、「ママー!」とまことの元へ戻りたがっている様子でした。
結局またすぐにまことの元へ。
ちなみに、まことベビーよりも2週間あとに生まれたジュンイチベビーですが、こちらは母親のジュンイチから離れて単独で動く時間がかなり増えてきています。
オマキベビーズの成長記録については、また別でブログをあげますね。
話が脱線してしまいましたが、恵方巻はしっかり完食してくれました。
フサオマキザルたちは色んな場所に移動したり体の向きを変えたりしながら食べていたので、今年の方角である西南西を向きながら食べたタイミングもきっとあるはずです。
(飼育展示係 小島)