
更新日:2020.09.07マロンの成長記
更新日:2020.09.07
マロンの成長記
みなさまお久しぶりです!
ニホンザル担当の牧野です。
6月19日に生まれたマロン(メス)は誕生から2か月が過ぎ、すくすくと成長しています。
そんな成長したマロンの様子を今回はご紹介します。
こちらは生後1か月程のマロンと母親のクリスの写真です。
成獣と同じものを少しずつ食べ始めるようになってきましたが、まだまだお乳がメインです。
お腹が空くとクリスのもとに駆けよってお乳を吸います。
このように赤ちゃんに吸いつかれるので、子育てをしたニホンザルの乳首は長く伸びてしまいます。
マロンの動きも活発になり、色んな場所へ歩き回ったり、よじ登ったりします。
今回は排水管に目をつけて、よじ登っていました。
基本的には母親のクリスも自分の見える範囲であれば、マロンを自由に遊ばせます。
クリスが移動したい時やマロンが遊ぶのに危ない時はすぐに抱きよせてその場を離れます。
しかし、マロンが大きく成長してくるとクリスだけで見守るのは大変です。
そんなクリスにはマロンの子育てを手伝ってくれる心強い味方がいます。
それはおばあちゃんのトシコです。
(写真:クリスの毛づくろいをするトシコ)
野生のニホンザルのメスは生涯を自分の群れで過ごし、家系をつないでいきます。
そのためお母さんだけでなく、おばあちゃんも子育てに参加します。
クリスの代わりにトシコがマロンを見守り、毛づくろいをしています。
クリス、トシコの2頭でマロンを見守り、育てていきます。
3世代の親子が仲良く過ごしている姿を見にニホンザル展示場にお越しください。
飼育展示係 牧野