
更新日:2020.03.29かえってきたオウギバト
かえってきたオウギバト
みなさんこんにちは。
3月に入り暖かい日が増え、園内の桜のつぼみも開き始めています。
現在、ズーラシアは臨時休園中ですが、少しでも園内の様子を知っていただきたいので、(久しぶりに)最近のバードケージの様子をブログでお伝えします。
▲この写真を見て、お...?と思った方、鋭いです!!!
ズーラシア公式ツイッターをご覧いただいている方はもうご存じかもしれませんが、先日、オウギバトがバードケージに帰ってきました!!
以前ブログでもお伝えしたように、昨年12月半ばより、バードケージで展示していたオウギバトは非展示でした。
例年と比べて暖かい日が多かったとはいえ、やはりズーラシアの冬は冷えます...
バードケージの最低気温は0℃になることもしばしば...(ちなみに、昨年、一昨年は0℃以下、つまり氷点下になった日もありました...)
ズーラシア園内でも、バードケージのある亜寒帯の森ゾーンはちょっとだけ気温が低いように思います。(担当者主観)
一緒に展示しているキジ類や、お向かいのアムールヒョウは、標高が高い場所や、寒い地域に生息しているので寒い冬も耐えられるのですが、本来、パプアニューギニアに生息しているオウギバトは寒いと体調を崩してしまうかもしれません。
ですので、冬季は暖かい場所に移動し、非展示としていました。
楽しみにしてくださっていた皆さん、大変お待たせ致しました!
▲ちょっと緊張気味の様子
バードケージに放した直後は全羽落ち着かなかったのですが、その日の午後にはそれぞれお気に入りの場所に移動し、エサを食べたり、日光浴をしたりリラックスして過ごしていました。
昨年の10月に孵化したNo.57ですが...
▲11月の様子です。
こんなに大きくなりました!!
左足についた黄色のリングが目印です。(オスと判明しました☆)
そして、今回バードケージデビューした個体がいます!
昨年7月に非展示施設で孵化したNo.53メスです!!!!
(写真は撮れませんでした...)
ずーっと親と一緒に過ごしていましたが、非展示期間に群れと同居して、他の個体に慣れてもらいました。
バードケージはいろいろな刺激があり、突然バタバタっと飛ぶことがあるかもしれません。
あたたかい目で見守ってくださいね。
バードケージ中央の桜もかなりつぼみが開いてきました。
開園までに散らないといいなぁ...
【桜の花びらが散るとちょっと掃除が大変... いいじま】