
更新日:2016.07.24ごはんを食べるために頑張ります!
ごはんを食べるために頑張ります!
ある朝、ニホンザル舎に行くと、壊れた竹筒が落ちていました。
これは私が担当になる前から使用していた、フィーダー(中にエサを入れて、振って穴からエサを取ってもらうもの)でした。
2、3日前からヒビが入り始めていたのは気付いていたのですが、見事に真っ二つです。。 ニホンザルの握力はなかなか侮れませんね。
フィーダーは、ニホンザルたちのお気に入りだったので、早速新しいものを作ってみました。
今までよりちょっと大きめで、穴の大きさは3段階!
中に入れる食べ物によっては、今までのものより取りにくい、ニホンザルたちにとっては優しくないタイプです。
うまくエサを取り出すことができるでしょうか?
最初に食らいついたのは、やっぱり新しいもの好きのフジ(♀3歳)でした。
ちょうど同じくらいの大きさですね! 足でバランスを取り、上手に立ち上がっています。
しばらく見ていると...
ぶらーん!ぶらさがってしまいました。 とってもおサルさんっぽい!
兄ちゃんのボルト(♂4歳)は、一番上まで手がすぐ届きます♪
同い年のラン(♀4歳)は下からいきます! こんな食べ方もあるのね...
妹のオリヒメ(♀3歳)はすぐ独り占めしちゃうタイプ。。 今回も、ぜーんぶ1人でキープしたいあまり...
よいしょ!
近くの台に乗せて、わたしのもの!と言わんばかり
じっと見ていたら怒られました。支えている手足を離すと、ターザンになっちゃうよー!
動かせば動かすほどごはんが出てくるので、結果、フィーダー近くで座って待っている子が一番食べられることに、気付いたのかどうか...?
第一位♂のダイチャンも使ってくれました!大きいから2頭でも一緒に使えます。オリヒメはちょっと不服そう...?!
次の日、フィーダーの中は空っぽでした。 みんな思い思いの方法で、上手にごはんを食べてくれました!
新しいフィーダーもたくさん使ってもらえそうです♪
飼育展示係:西川