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ショウジョウトキの特別ごはんの写真

更新日:2016.05.08ショウジョウトキの特別ごはん

更新日:2016.05.08

ショウジョウトキの特別ごはん

野毛山動物園に入り、最初に見えてくるのがバードケージです。


ここでは、トキやカモの仲間などの水鳥が飼育されています。
その中に、真っ赤なきれいな鳥がいます。



「あっ、フラミンゴの赤ちゃんがいるよ!」と楽しげな家族やお友達のグループの会話が聞こえてきます。
いえいえ、これはショウジョウトキという、深紅色をしたトキの仲間です。
こちらが、本当のフラミンゴ。



ほら、足も首も長いし、嘴も違うでしょ。



トキの仲間は、野生下では多くが干潟や池、田んぼなどで小魚や甲殻類を食べています。
動物園では代用食として、冷凍したオキアミやワカサギ、トキのために作られた配合飼料などを与えています。
先日、園内の池で小魚とザリガニを捕まえました。



活きた餌はきっと喜んでくれるに違いありません。そこで、さっそく展示場のプールに入れてみました。
初めは、気づかず普段の餌を食べていましたが、1羽が水中の生き物に気づきました。その瞬間から、獲物に釘付け!何度も、水中に嘴を突っ込み、根気よく追いかけています。


それをみて、シロトキやホオアカトキも参加。上から覗いているものもいます。一羽のトキが、ザリガニを捕まえて食べようとすると、別のトキがそれを奪おうとして、追いかけっこ。無事、捕まえ主が食べられました。

しばらく時間をかけて特別食を平らげました。その後も、空になったプールの中にまだ未練たっぷりのトキたちが何時間もウロウロしていました。

ショウジョウトキは、そろそろ恋の季節です。


展示場の片隅で、巣作りを始めているカップルもいます。新鮮な餌を食べて、新しい命につながってくれたらいいなと、思いました。

バードケージはこれからしばらく、いろいろなトリたちの恋の季節が続きます。よ~く見ると、鳥たちのドラマがわかるかもしれません。ぜひ、ゆっくりご覧ください。

(バードケージ担当:尾崎)