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にっくき感染症たちの写真

更新日:2022.06.14にっくき感染症たち

更新日:2022.06.14

にっくき感染症たち

「このご時世」なんて言われるようになって随分時が経ちました。

マスク姿のみなさんもすっかりと見慣れてしまい、職員間でも素顔を知らない、覚えていないはあたりまえ。

以前の生活をすっかり忘れてしまいました。

動物園では感染症対策を検討しつつ、来園者の方々に楽しみながら学んでもらえる工夫をしながら

動物たちを展示しております。

みなさんもさまざまな予防対策を講じていることでしょう。

野毛山動物園感染対策ポスター.jpeg

ところで、動物たちにも感染症が存在します。

過去に発生した豚熱や口蹄疫はかなり有名になりました。

新型コロナウイルスではペットや野生動物にも感染するというニュースは記憶に新しく、

我々飼育員もその動向を窺っているところです。

ちなみに、新型コロナウイルスのような動物から人へ、人から動物へ伝播可能な感染症のことを

「人獣共通感染症」、英語で[zoonosis(ズーノーシス)]とよびます。

今回話題にあげたいのは「鳥インフルエンザ」。

このインフルエンザも人獣共通感染症の一つで、毎年冬になると発生し、畜産業界を悩ませる脅威な感染症です。

動物園も例外ではなく、国が定める警戒レベルに従って野外展示している鳥たちを野鳥が入ってこられない

屋内などに収容します。

野毛山動物園ではたくさんの鳥類を飼育していますが、大抵は屋内(野鳥が入ってこない)で飼育しており、

飼育員は消毒や長靴の履き替えなどの対策を行いながら飼育管理を行います。

さて、野毛山動物園の大池ではカナダガンの展示を行っています。

(現在は鳥インフルエンザ対策のため展示を中止しています)

鳥インフルエンザ看板.jpeg

大池は開けた場所にあり、防鳥ネットのような野鳥を入れない対策はできないのが現状です。

大池正面右.jpeg

そのため毎年鳥インフルエンザ発生の報があると屋内に収容されてしまい、

来園者の方に見ていただくことができなくなってしまいます。

例年ならこの時期には鳥インフルエンザの発生も落ち着き、放鳥できているはずなのですが、

今年は発生が止まらず、6月になってもまだカナダガンは池におりません...。

カナダガン.jpeg

しかし、カナダガンがいない大池でもいろいろな魅力を見つけてもらいたい...!

ということで、今後私が担当する大池のブログではひっそりしすぎて気づかれないこの場所に、

少しでも皆さんの目を向けてもらいたい!

という思いで、大池での発見をお伝えして行きたいなと考えています。

 

おおいけ担当