更新日:2021.05.16カワシンジュガイ出動
更新日:2021.05.16
カワシンジュガイ出動


今年もミヤコタナゴを繁殖させるべく、水槽に産卵母貝となるカワシンジュガイを投入しました。

タナゴは、二枚貝の出水管にメスが産卵管を挿入して卵を産み付け、オスは二枚貝の入水管に放精するという特殊な繁殖行動をします。


さっそくメスがやってきて、貝の中をのぞいているかのような仕草を始めました。

展示水槽でご覧いただけますので、この摩訶不思議な行動を観察してみてください。

約1週間ほど産卵を促したのち、孵化水槽に貝を移して、そこで稚魚が浮上してくるのを待ちます。

約1か月で稚魚が浮上してきますので、うまくいけば、6月中旬ごろには稚魚がご覧いただけるかもしれません。
(飼育展示係 川崎立太)