
更新日:2025.09.19ニワトリの「スナギモ」が死亡しました
更新日:2025.09.19
ニワトリの「スナギモ」が死亡しました
雄のニワトリ「スナギモ」が、お腹にできた腫瘍の影響で2025年9月9日の夕方に死亡しました。2018年から金沢動物園で飼育を始めて、7年と8か月でした。
2018年4月撮影。左がスナギモで、右が同居していたタマゴ(雌、2021年に死亡)。
2021年9月撮影。大きなトサカをもつ、立派な雄鶏でした。
2025年3月、プーズー担当者が撮影。
2024年の暮れに隣の展示場でプーズーが展示されるようになってからは、特にメスの「サクラ」と柵越しに見つめあうなど、微笑ましい交流が続いていました。サクラはスナギモに興味津々な様子でした。
プーズー担当者が書いた、スナギモとサクラについてのブログ→
プーズーの異文化交流?|こぼれ話|ブログ|金沢動物園公式サイト|公益財団法人 横浜市緑の協会
スナギモが死亡した翌日、スナギモがいなくなった展示場を見つめるサクラ(プーズー担当者が撮影)。
2025年4月撮影、小松菜をもらうスナギモ。
加齢とともに左側に倒れたトサカがチャームポイントでした。
2025年4月撮影。寝室から展示場に出てきたスナギモ。
朝イチ展示場に出すと、スナギモはいつも「コケコッコー」と大きな雄叫びを聞かせてくれました。ほのぼの広場の担当になってからは、この大きな「コケコッコー」で一日の始まりを感じる毎日でした。
2025年9月7日撮影。
食欲が落ちてからは、好物のミルワームを与えました。この日は連日の食欲不振が嘘のように、たくさん食べてくれました。
展示場の小窓から熱心にスナギモを観察するお客様の姿を時々見かけていました。スナギモを通して、「ニワトリ」という家畜についてなにか新しい発見や気づきがあれば幸いに思います。
スナギモを応援してくれた皆様、ありがとうございました。
ほのぼの広場担当 たなか
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