更新日:2025.12.26ズーラシアの野鳥⑬
更新日:2025.12.26
ズーラシアの野鳥⑬
こちらのブログではズーラシア園内に生息する野鳥を紹介します。
(前回の記事はこちら:ズーラシアの野鳥⑫)
13回目(13種目)に紹介するのはこちらの鳥。

カルガモです。
ころこロッジ付近の池など、園内各地の水辺で観察することが出来ます。
カモ類は餌の捕り方により「水面採餌ガモ」と「潜水採餌ガモ」の2種類に大きく分けることが出来ます。
その名の通り水面採餌ガモは水面の餌、潜水採餌ガモは潜水して水中の餌を食べます。

カルガモは「水面採餌ガモ」の一種で、水面に浮いている水草などを中心に食べます。
ですが頻繁に、水中の餌を食べている姿を見かけます。

時には餌探しに熱中しすぎてこんな姿になることも!!!!
お尻だけ出している姿が「タケノコ」のようです。
カモ類では繁殖期にオスが美しい色に変わる種もいますが、カルガモは年中ほぼ同じ色の地味目なカモです。ですが傷病動物担当者のオススメのおしゃれポイントがあります!!!!
それがこちら↓!!!

次列風切羽(じれつかざきりばね)の一部で翼鏡(よくきょう)と呼ばれます。
光の加減で青や緑などに見えます。
※こちらは保護個体の健康診断時の画像です。

野生のカルガモでも飛翔時に観察することが出来るので飛び立つときに注目してみてください。
地味な鳥に見られがちですが、観察してみると様々な一面を見せてくれますよ🐥
こちらもぜひ↓!!!
パネル展「ズーラシアの野鳥展」
2025年12月10日~2026年1月12日 ころこロッジで開催中🐥🐥🐥
傷病動物担当 尾形
(横浜の3動物園での取組みはこちら:「傷病鳥獣保護の取組み」)