
更新日:2025.04.23オグロワラビーのお引越し生活 最終回
オグロワラビーのお引越し生活 最終回
しばらく前のお話ですが・・・
約2年間ズーラシアの動物病院で預かっていたオグロワラビーたちが野毛山動物園に帰ることになりました。
預り期間中、更新していたお引越し生活ブログ最終回として、今回はズーラシアでの飼育中に発見したオグロワラビーの魅力を皆さんにご紹介します!!
オグロワラビーの魅力といえば、このまるっこいフォルム!!
振り返った時の見返り美人(美ワラビー)なところ
「ごめん寝」スタイル
(最初は具合が悪いのかと思いました・・・)
両手で食べ物をつかんで食べるところ!
などなどたくさんの魅力がありますが、一番は好奇心満点なところでした!
預かる以前、過去にオグロワラビーを担当していた先輩から「とても臆病な動物だからね・・」と聞き、内心ビクビクしていた担当者でしたが・・・
実際にズーラシアにやってくると・・・
ち・・近い!!!
カメラを向けるたびに近付いて来て、ドアップな写真を大量に残してくれました笑
初めて見る体重計にも興味津々!
一発で乗ってくれました。
治療や採血の際にも大人しくとても健康管理のしやすい個体たちでした。
しばらく繁殖センターで飼育していたこともありましたが、
「慣れない場所がストレスにならないかな?」というこちらの心配をよそに
様々な物のにおいを嗅いでまわり
草むらに隠れて寝室に戻ってこなくなるなど、新しい環境にもすぐに適応していました。
ときどき作業に入った担当者に近づいて来たり、長ぐつを嗅ぎにきたりするなど、好奇心旺盛な姿で作業に携わる職員を笑顔にしてくれました!
動物病院に入ってすぐの部屋にいたので、空っぽの寝室がさみしく、ワラビーロスを感じています・・・。
愛嬌と好奇心たっぷりのオグロワラビーたち。
きっと野毛山動物園でも、たくさんのお客様にオグロワラビーの魅力を伝えてくれると思います。
ヤサブロー・バロン・アスタ・オハナ、約2年間ありがとう!野毛山でも元気でね~!
傷病動物担当