更新日:2024.06.21ベトナムキジのヒナ🐥2
ベトナムキジのヒナ🐥2
前回のブログでは、バックヤードで3羽のベトナムキジを人工育雛中ですとお伝えしました。
今回は、孵化の時の様子をご紹介しようと思います🐣
前回のブログ:ベトナムキジのヒナ🐥
ベトナムキジは、メスが抱卵(ほうらん:卵を温めること)を始めてから23日目に孵化します。
人工で孵化させる場合も同じように、孵卵器(ふらんき:卵を温め孵化させる機械)で卵を23日間温めます。
卵はこんな感じで入っています。
そして孵化予定日の前日。
いよいよ孵化に向けた最終準備です。
安全に孵化できるように卵を移動させます。
無事に孵化しますように!!と祈りながら家に帰りました。
そして孵化予定日の朝。ドキドキしながら孵卵器をのぞくと...
1羽目が孵化していました!
よく鳴いていて、一安心。
午前中のうちに目も開き、立ち上がり、歩き回っていました。
...それだけではなく、飛び跳ねたり、床をついばんでいたり。
キジは「早成性」。知っていながらも、つい、もう跳ねるの!?すごい!と思ってしまいました(笑)
「晩成性」であるオウギバトがウォークインバードケージで孵化した際、約1か月間は巣の中で親からピジョンミルクをもらい、満を持して巣立ちをしていました。
一方で、ベトナムキジのヒナが孵化日のうちに動き回り、1日齢ですでに自分で餌を食べている姿を見て、改めて「早成性」と「晩成性」との違いを感じました。
そうこうしているうちに、同日午後、お隣の卵も嘴打ちが始まり...
大きなヒビが。
そして夕方に2羽目のヒナが孵化しました!
こちらも元気に鳴いていて少しホッとしました。
2羽目は孵化の瞬間を撮影できたので、後日みなさまにも共有いたします!!
次回は、育雛箱(いくすうばこ)へ移動後の様子をご紹介します!
3羽目のヒナは...?と思った方!3羽目のヒナは、先程の2羽が孵化した約2週間後に孵化しました。
後々登場しますのでこちらもお楽しみに🐣
まるやま