
更新日:2023.04.04動物園のちいさな名札
更新日:2023.04.04
動物園のちいさな名札
昨年12月に生まれたリカオンたち、生まれてから3か月間は環境の整った動物病院で人工哺育を行っていました。
【人工哺育の様子】
生まれた時は体重約300g程度でしたが、3月には5㎏を超え、すくすくと成長していきました。
そんな2月のある日、マイクロチップを挿入しました。マイクロチップとは、カプセルで包まれた小さな電子標識器具です。15桁の数字(ISO規格の個体識別番号)が記録されており、日本だけでなく海外でも専用のリーダーを使用することで、番号を読み取るがことができます。つまり唯一無二の名札のような役割をしています。
マイクロチップ自体は直径8㎜と小さいので、一般的な皮下注射とほとんど変わりません。そのため、動物への負担は小さく、実際に処置はあっという間に終わりました。
【処置の様子】
名札のついたリカオンたちは動物病院からリカオン舎へと旅立ち、元気に展示場デビューしました!ぜひ、リカオンたちに会いに来てくださいね。