更新日:2018.06.21デール17歳!! (=^・ェ・^=)
デール17歳!! (=^・ェ・^=)
6月19日、レッサーパンダのデール(メス)は17歳になりました!レッサーパンダの寿命は野生では8~10年と言われており、
その倍ほど生きていることになります。本当に凄いことです。
デールは2001年、双子で生まれました。
しかし、母親が1頭だけしか育児をせず、デールは人工哺育で育った個体です。
担当飼育員からたっぷり愛情を受けて、大きく立派に育ちました。
くるんとしたしっぽがキュートなデール。
2003年からは特技を披露する「デールの体操教室」というイベントを行っており、ズーラシアのアイドルになりました。
残念ながら、私は当時、はるか遠くの北国で暮らしており、そんなレッサーパンダがいるということを知りませんでした。
その頃のデールをご存知のお客様もたくさんいらっしゃることでしょう。
そんなデールも、今ではもうすっかりおばあちゃん。
顔だけ見ると若々しいのですが、木に登る姿はすっかり見られなくなり、
昼間は涼しい場所で休んでいることが多くなりました。
一般的にレッサーパンダの大好物であるリンゴも、必ずしも食べるわけではなく、よく「今はいらない」というような顔をされます。
置いておくと、食べていたり、いなかったり...
おばあちゃんになったデールしか知らない私ですが、
楽しみはデールのリラックスタイムを観察すること。
展示場でもいろんな寝姿を見せてくれているデールですが、寝室だとかなり無防備になります。
これは別の日。さらに無防備な姿です。
休息。
これも休息。
顔の辺り、窮屈ではないのか心配になりますが、
時々ここにいることを見かけるので、本人は問題ないようです。
そして、
頭隠して...笑
レッサーパンダは本来涼しいところで暮らしている動物で、暑さは苦手です。
デールは高齢であることから、体に負担をかけないため、展示をお休みしたり、夏場は冷房のしっかり効くガラスビュー側での展示が多くなります。
どんな姿で休息しているのか、はたまた活動しているのか?
ぜひ、17歳になったデールに会いに来てくださいね!!
飼育展示係 永井