更新日:2019.01.15小正月
更新日:2019.01.15
小正月
小正月は旧暦の1月15日で、ちょうど満月を迎えることから、新年最初の満月の日を祝っていたようです。また、この日までが松の内といわれ、小豆粥(あずきがゆ)を食べるならわしがあったそうです。正月中も忙しく働いた女性たちがやっと一息つけるころだから女正月とも呼ばれていたとか。スイセンやロウバイの香りかぐわしく新年の園内を散策してみてはいかがでしょうか?
ニホンスイセン ヒガンバナ科
白い6枚の花びらのまん中に、黄色い冠のような副花冠(ふくかかん)をもつスイセンは、その花のようすをたとえて金盞銀台(きんせんぎんだい)ともよばれ、正月の生け花としても用いられます。園内では丁度見ごろをむかえ、上品な香りと清楚なたたずまいを楽しませてくれています。
ソシンロウバイ ロウバイ科
この花が咲く時期は旧暦の12月になり、別名 臘月(ろうづき)と呼ばれ、それが花の名前の由来とも言われているようです。
ハコベ ハコベ属
春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)は、1月7日の人日(じんじつ)の節句の日に、「今年も健康でありますように」と願って、春の七草粥としていただきます。陽のあたる南側斜面には小さく可憐な花が咲いていました。
梅林の様子
園内の梅林はやっと蕾がふくらみはじめたといった様子です。見ごろを迎えるにはもう少し先のようです。
(けい太)